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都道府県は、もういらない。人口減少時代を見据えて描く「日本の未来地図」。

この国のたたみ方

佐々木信夫/著

821円(税込)

本の仕様

発売日:2019/09/14

読み仮名 コノクニノタタミカタ
シリーズ名 新潮新書
装幀 新潮社装幀室/デザイン
発行形態 新書
判型 新潮新書
頁数 214ページ
ISBN 978-4-10-610829-7
C-CODE 0231
整理番号 829
ジャンル 政治・社会
定価 821円

交通手段が徒歩や馬だった時代に設定された「都道府県」という仕組みは、もはや合理性を失った。すでに日本人の半数以上は都市部に住んでいる。今後は人口減少が不可避であることを前提に、地域の潜在力を発揮させる「市町村+州」の単位に、統治機構を賢くたたみ直そう──。道州制論者として長年、地方自治のあり方を考えてきた第一人者が描き出す「日本の未来地図」。

著者プロフィール

佐々木信夫 ササキ・ノブオ

1948(昭和23)年生まれ。中央大学名誉教授。行政学者。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了、法学博士(慶応大学)。都庁で十六年間勤務。1989年に聖学院大学教授、1994年から2018年まで中央大学教授。著書に『人口減少時代の地方創生論』など多数。

目次

まえがき
第1章 広げすぎた風呂敷をたたもう
「縮む社会」の現実を見据えよ/東京一極集中の現在/2040年問題/「ワニの口」60兆円/別府市の「おくやみコーナー」/世間とズレた役所の常識/工夫すれば廃校も活きる/浜松市の取り組み/大阪は特別区に移行する?
第2章 県庁は仕事のなくなった「卸売業者」
「中2階」の存在/馬が交通手段だった時代の分け方/民間の卸売業の衰退とパラレル/国が考え、地方が行う/県庁は国より頭が硬い?/補助金行政の根深い問題/石川県の市長が語った「しなくてもいい苦労」/都道府県制の見直しが必要な3つの理由/県庁に足を運ぶ機会は稀/フルセット行政の問題点/「横割り」の二重行政/長野市の保健所設置の例/二元行政と二元政治
第3章 道州制で県をたたむ
たたむべき「中2階」自治体/100万人以下の県が続出/国鉄改革に似ている/自民党は公約している/道州制の骨格/持ち味を活かす/道州制改革の7つの論点/府県は消えない?/政令市を特別市に/政令市の構造欠陥/堺屋太一氏の案/国民にどう理解を求めるか
第4章 それぞれの州の強みと売り
地域の持ち味を活かす/沖縄州:ハワイと競い合う存在に/九州州:アジアへのゲートウエイ/四国州:規模の追求ではなく「オンリーワン」が集積する島を目指せ/中国州:重厚長大産業に活路あり/関西州:関東と並ぶ日本の基軸になれ/東海州:日本経済の「胴体」と高付加価値ツーリズム/北陸州:環日本海経済圏の玄関口/関東州:日本のエンジン/東北州:住んで良し、食べて良し/北海道州:北の玄関から北東アジアの拠点へ
第5章 東京を減反しよう
見えない集中抑制策/高層建築ラッシュ/色濃くなる「影の東京問題」/インフラと人の老化/首都直下型地震の怖さ/木造住宅密集地帯/東京を2割減反せよ/日本列島をフリーパス移動社会に/なぜ東京に本社が置かれるのか/大手私大に「地方分校」を/東京23区を都市州に/東京減反政策3つの柱
第6章 二都構想――大阪を「副首都」に
大阪ダブルクロス選/副首都が必要/動きの鈍い国の危機管理策/70年万博後、地盤沈下した大阪/構造的問題は解決していない/「都構想実現」でもっと元気になる/大改革は一夜にして成らず/「総合区」制度は有効か/首都機能の3分の1を大阪へ
あとがき

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