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壬申の乱も、応仁の乱も、関ヶ原合戦も、戊辰戦争も、み~んな身内の争いだった! 日本史の謎を鮮やかに解き明かす。

女系図でみる日本争乱史

大塚ひかり/著

778円(税込)

本の仕様

発売日:2019/09/14

読み仮名 オンナケイズデミルニホンソウランシ
シリーズ名 新潮新書
装幀 新潮社装幀室/デザイン
雑誌から生まれた本 から生まれた本
発行形態 新書
判型 新潮新書
頁数 191ページ
ISBN 978-4-10-610831-0
C-CODE 0221
整理番号 831
ジャンル 歴史・地理
定価 778円

みんな身内の争いだった——母親が誰かに注目した「女系図」を丹念に読み解けば、日本史のややこしい部分がすべてクリアに見えてくる。なぜ中大兄皇子は長い間天皇に即位しなかったのか、応仁の乱の本当の原因は何だったのか、徳川慶喜はなぜ戦わずして降伏したのか。乙巳の変(大化の改新)、新羅親征、壬申の乱、平将門の乱、関ヶ原合戦、戊辰戦争等、日本の転機となった争乱の見方が一変する一冊。

著者プロフィール

大塚ひかり オオツカ・ヒカリ

1961(昭和36)年生まれ。早稲田大学第一文学部日本史学専攻卒。個人全訳『源氏物語』、『ブス論』『本当はひどかった昔の日本』『昔話はなぜ、お爺さんとお婆さんが主役なのか』『本当はエロかった昔の日本』『女系図でみる驚きの日本史』など著書多数。

目次

第一講 いっの変と大化の改新――天皇の妻子が増える時
危機的状況ではね上がる天皇妃の数/争乱の陰に結婚あり 物部戦争/大事の助けにはまず結婚 乙巳の変〜大化の改新/中大兄は朝鮮人?
第二講 新羅しらぎ親征――中大兄はなぜすぐに即位しなかったのか
男装の妊婦将軍・神功皇后/戦う女帝・斉明天皇/中大兄が即位できなかったわけ/皇祖母尊と皇后を奉じることの意味
第三講 壬申じんしんの乱――持統天皇の革新性
持統天皇は織田信長?/渡来人ネットワーク/夫・天武の存在/卑母に礼を尽くすな/ いびつな系図/敵に変わりうるからこそ結束する
第四講 美押勝みのおしかつの乱――女系で栄え、女系で滅ぶ
仲麻呂の栄華と没落/道鏡登場/“王を奴と成すとも”
第五講 くすの変と母子処罰三事件――卑母腹と廃太子
桓武朝前後に多い母子セットの処罰の謎/三事件の焦点は母/遷都と征夷で権威付け/平城京遷都の薬子
第六講 平将門の乱と前九年・後三年の役――婚姻が招いた大争乱
結婚がきっかけだった/実家より妻方が大事/関係者すべてが親類/前九年の役・後三年の役も婚姻絡み
第七講 保元の乱と源平合戦――悪口あっこうとお下がり妻
中世にルーツをもつ「お前の母ちゃん、でべそ」/源平合戦におけるメンタル攻撃“悪口”/“叔父子”/保元の乱と三人の母/天皇・上皇が妻を臣下に与える意味
第八講 承久の乱――本当に女の戦いだったのか?
すべてが女絡みの承久の乱/朝廷を牛耳る卿二位/討幕か義時追討か/北条氏は政子を神格化?/歴史を変えた政子の大演説/南北朝動乱の根に亀山院の好色
第九講 応仁の乱――相続の転換期が生んだ大乱
室町時代は相続形態の大転換期/相続争いが招いた応仁の乱/女系図で大きくなった山名宗全/日野家を将軍家の外戚にした女/女系図ネットワーク
第十講 関ヶ原合戦・大坂の陣――淀殿悪女説の出所
ポイントは織田家の女/養子利用の婚姻で勢力拡大/関ヶ原合戦時、淀殿と北政所に対立はあったか/女が和議交渉した大坂の陣
第十一講 戊辰戦争――女系図が恨みの連鎖をほどく
今に伝わる戊辰戦争の影響/関ヶ原合戦と戊辰戦争……憎悪と恨みの連鎖/慶喜降伏の理由「予は有栖川宮の孫なるぞ」/近づく朝廷と将軍/孫同士は夫婦
あとがき
参考原典・主な参考文献

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