アントニオ猪木―闘魂60余年の軌跡―
902円(税込)
発売日:2022/04/18
- 新書
- 電子書籍あり
アリ戦の真相、馬場との本当の関係、北朝鮮、イラクでの秘話、波乱の人生……。「魅せる男」の全貌に迫る!
なぜ、アントニオ猪木は人を惹きつけるのか――プロレスファンでなくても知っている、その圧倒的存在感と魅力の根源を、これまでの人生から徹底検証する。デビューから60余年、リングの内外で起きた“事件”、世界中の強豪選手を相手に闘った姿、政治の場で示した抜群の行動力……その時々の猪木の行動と発言を精緻に描写する。ひとたび興味を持てば「猪木に魅せられ、心を奪われてしまう」理由が、本書で明解に‼︎
書誌情報
読み仮名 | アントニオイノキトウコンロクジュウヨネンノキセキ |
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シリーズ名 | 新潮新書 |
装幀 | 新潮社装幀室/デザイン |
発行形態 | 新書、電子書籍 |
判型 | 新潮新書 |
頁数 | 240ページ |
ISBN | 978-4-10-610948-5 |
C-CODE | 0275 |
整理番号 | 948 |
ジャンル | ノンフィクション |
定価 | 902円 |
電子書籍 価格 | 902円 |
電子書籍 配信開始日 | 2022/04/18 |
薀蓄倉庫
アントニオ猪木がただ一人だけ、Twitterでフォローしている人物は?
引退試合から24年目。難病を患いながらも、回復を目指してリハビリ生活を送る姿をTwitterで公開しているアントニオ猪木氏(79)。2021年には、NHK・BSの特別番組でも闘病の様子を余すところなく公開、大きな反響がありました。
プロレスファンでなくても知っている、その圧倒的存在感と魅力を支えるのは、猪木氏の類まれな発想力と行動力です。時に世間の常識を超えるその「力」は、リングの内外だけでなく、国内外の政治の場でも様々なドラマを生み、多くの人を掴み、猪木氏はカリスマになりました。猪木氏の魅力を探りながら、それでもまだ知られていないであろう数々のエピソードで綴る1冊です。
小学校時代の猪木氏のあだ名は? 幻になった猪木氏の選挙ポスターのデザインは? 自身が理想とする埋葬法は? 全ての答えが本書にあります。
掲載:2022年4月25日
担当編集者のひとこと
やっぱり猪木は凄かった
皆さんの周りにいませんか? 「炎のファイター」のイントロを聞いただけで盛り上がる。いくつになっても「燃える闘魂」という言葉が大好きだ。辛い時、苦しい時、元気があれば大丈夫と信じて疑わない――という「猪木信者」が。
リング上で繰り広げた数々の名勝負だけでなく、政治の現場など、リングの外でも話題に事欠かないアントニオ猪木氏になぜ多くのファンが惹かれるのか、その真髄に迫る1冊です。著者の瑞佐富郎氏は、1993年、フジテレビの専門分野別クイズ番組「カルトQ」プロレス大会で優勝した実績をもとに、プロレス&格闘技ライターとして長く猪木氏をウオッチしてきました。瑞氏はこう言います。〈虚実ないまぜ、表裏一体、清濁併せのむetc。数々の相反する言葉とともに語られて来たプロレスの、そのアイコンが猪木だったように思う。その境目に立ち続けて来たからこそ醸し出された真の闘魂の素顔を、楽しんで頂ければ幸いです〉。
珠玉の15エピソードで綴る猪木。今、改めて思います。「やっぱり猪木は凄かった」と。
2022/04/25
著者プロフィール
瑞佐富郎
ミズキ・サブロウ
1971(昭和46)年名古屋市生まれ。プロレス&格闘技ライター。早稲田大学政治経済学部卒。1993年、フジテレビの専門分野別クイズ番組『カルトQ』プロレス大会で優勝。『新編 泣けるプロレス』『平成プロレス 30の事件簿』『さよなら、プロレス』など、著書多数。