吉村昭 昭和の戦争2 武蔵と陸奥と
2,970円(税込)
発売日:2015/07/31
- 書籍
戦後70年記念出版。たじろがぬ眼で真実をみつめた戦史小説の金字塔! 全6巻。
綿密な取材をもとに、明晰な筆致で抉り出す“戦争と人間”、その真実の姿――。1巻には、零戦の開発から、その末路までを描く『零式戦闘機』と開戦前夜の緊迫のドキュメント『大本営が震えた日』他、2巻には、巨艦「武蔵」をめぐる人間ドラマ『戦艦武蔵』と軍艦事故に隠された帝国海軍の暗部を描く『陸奥爆沈』他を収録。語注付き。
目次
戦艦武蔵
戦艦武蔵ノート
城下町の夜
陸奥爆沈
浜千鳥
戦艦武蔵ノート
城下町の夜
陸奥爆沈
浜千鳥
吉村昭を読む 津村節子
書誌
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書誌情報
読み仮名 | ヨシムラアキラショウワノセンソウ02ムサシトムツト |
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発行形態 | 書籍 |
判型 | 四六判変型 |
頁数 | 736ページ |
ISBN | 978-4-10-645022-8 |
C-CODE | 0393 |
ジャンル | 全集・選書 |
定価 | 2,970円 |
著者プロフィール
吉村昭
ヨシムラ・アキラ
(1927-2006)東京・日暮里生れ。学習院大学中退。1966(昭和41)年『星への旅』で太宰治賞を受賞。同年発表の『戦艦武蔵』で記録文学に新境地を拓き、同作品や『関東大震災』などにより、1973年菊池寛賞を受賞。以来、現場、証言、史料を周到に取材し、緻密に構成した多彩な記録文学、歴史文学の長編作品を次々に発表した。主な作品に『ふぉん・しいほるとの娘』(吉川英治文学賞)、『冷い夏、熱い夏』(毎日芸術賞)、『破獄』(読売文学賞、芸術選奨文部大臣賞)、『天狗争乱』(大佛次郎賞)等がある。
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