食味風々録
2,200円(税込)
発売日:2008/06/27
- オーディオブック
「スニーカー」が「墨烏賊」に、「世の中」が「最中」に聞こえてしまうという文業60年の大家が、食にまつわる様々なエピソードを描いた読売文学賞受賞の名エッセイ。その中から4編を選び、長女・阿川佐和子がいかにも美味しそうに「初めて父の作品を朗読」した記念すべき朗読CD(新潮文庫『食味風々録』に収載)。
目次
(1)~(4)75分44秒
(1)米の味・カレーの味
(2)鰻
(3)食堂車の思い出
(4)置土産
(1)米の味・カレーの味
(2)鰻
(3)食堂車の思い出
(4)置土産
書誌情報
読み仮名 | ショクミブウブウロク |
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シリーズ名 | 新潮CD |
発行形態 | オーディオブック |
判型 | [1CD]76分 |
ISBN | 978-4-10-830212-9 |
C-CODE | 0895 |
ジャンル | 文芸作品 |
価格 | 2,200円 |
著者プロフィール
阿川弘之
アガワ・ヒロユキ
(1920-2015)広島市生まれ。1942(昭和17)年、東大国文科を繰上げ卒業し、海軍予備学生として海軍に入る。戦後、志賀直哉の知遇を得て師事。1953年、学徒兵体験に基づく『春の城』で読売文学賞を受賞。同世代の戦死者に対する共感と鎮魂あふれる作品も多い。芸術院会員。主な作品に『雲の墓標』『舷燈』『暗い波濤』『志賀直哉』のほか、『山本五十六』『米内光政』『井上成美』の海軍提督三部作がある。
阿川佐和子
アガワ・サワコ
1953(昭和28)年東京生れ。慶應義塾大学卒。報道番組のキャスターを務めた後に渡米。帰国後、エッセイスト、小説家として活躍。『ああ言えばこう食う』(檀ふみとの共著)で講談社エッセイ賞、『ウメ子』で坪田譲治文学賞、『婚約のあとで』で島清恋愛文学賞を受賞。その他の著書に『スープ・オペラ』『うから はらから』『ギョットちゃんの冒険』『聞く力』『叱られる力』などがある。
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