聖書から学ぶ人生

3,300円（税込）

発売日：2010/08/27

キリスト教が教える愛とは何か？

愛とは何か、悪とは何か、最高の教育とは何か……。作家、曽野綾子が、聖書の章句を引用しながら「生き方のヒント」を分かり易く語った貴重な人生講話。1985年1月から6月にかけて行われた新潮文化講演会から4講を抜粋して収録。

DISC 1　76:56　（1）～（8）

第一講「愛と苦しみについて」

（1）人間が“聖人”になるきっかけ
（2）右の頬を打たれる本当の理由
（3）「敵を愛せよ」という理性の愛
（4）聖書が教える“愛”の定義

第二講「神の教育論」

（5）教育の自由化に必要なもの
（6）「毒麦」のたとえが教えること
（7）苦しみこそが人を育てる
（8）一人でできる最高の教育

DISC 2　77:16　（1）～（8）

第三講「連帯について」

（1）キリスト教のもつ弱者救済の美学
（2）自己と他者との正しい関係
（3）“連帯”のための基本原理
（4）差別について考えること

第四講「善人と悪人」

（5）キリスト教は性善説か性悪説か
（6）あらゆる人に善と悪は混在する
（7）難民キャンプに見る善と悪
（8）“善”なるものへの方法論

書誌情報

著者プロフィール

ソノ・アヤコ

1931（昭和6）年東京都生まれ。作家。聖心女子大学卒。1979年ローマ法王庁よりヴァチカン有功十字勲章を受章、2003年に文化功労者。1995年から2005年まで日本財団会長を務めた。『老いの才覚』『人間の基本』『人間にとって成熟とは何か』など著書多数。

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