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相馬は一路広島に向かった――真実の愛を求めて彷徨する魂の行方を交響曲的手法で描き出した日本文学大賞受賞の長編小説。

死の島(下)

福永武彦/著

5,170円(税込)

本の仕様

発売日:2003/04/04

読み仮名 シノシマ02
シリーズ名 新潮オンデマンドブックス
発行形態 オンデマンドブックス
判型 新潮オンデマンドブックス
頁数 474ページ
ISBN 978-4-10-865264-4
定価 5,170円

相馬を乗せた東海道線急行列車は、一路広島へひた走る。素子と綾子に同時に感じた愛情が相馬の回想の中をめぐり、自分の創作に登場する二人の女性とイメージが重なっていく。翌朝早く広島に到着した相馬の朦朧とした意識の内に再び夢の風景が浮ぶ……。24時間の時の経過とともに真実の愛を求めて彷徨する魂の行方を交響曲的手法で描き出した日本文学大賞受賞の長編小説。

著者プロフィール

福永武彦 フクナガ・タケヒコ

(1918-1979)1918年、福岡県生まれ。一高在学中から詩作を始める。東大仏文科卒。1948年、詩集『ある青春』、短篇集『塔』、1952年、長篇小説『風土』を発表、注目を集める。1954年、長篇小説『草の花』により、作家としての地歩を確立。以後、学習院大学で教鞭をとる傍ら『冥府』『廃市』『忘却の河』『海市』など、叙情性豊かな詩的世界のなかに鋭い文学的主題を見据えた作品を発表。1961年『ゴーギャンの世界』で毎日出版文化賞、1972年『死の島』で日本文学大賞を受賞。1979年、死去。

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