愛してはならぬ女だった――幽玄妖艶な美意識の結晶。ノーベル賞受賞作。

千羽鶴(新潮文庫)
737円(希望小売価格)
配信開始日:2025/07/18
- 電子書籍
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菊治は、かつて父の愛人だった茶の師匠・栗本ちか子から、茶会の案内状をもらう。菊治に、弟子である美しい令嬢を紹介するというのだ。ところが茶会には、令嬢だけでなく、栗本の後に父の愛人となった太田夫人と、その娘も現れて……。時代を超えて受け継がれていく茶器と、それを扱う人間たちの愛と哀しみの物語。ノーベル文学賞対象作品。菊治のその後を描く「波千鳥」(続千羽鶴)を併録。(解説・山本健吉、恩田陸)
書誌情報
読み仮名 | センバヅルシンチョウブンコ |
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発行形態 | 電子書籍 |
電子書籍 価格 | 737円 |
電子書籍 配信開始日 | 2025/07/18 |