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『アグニオン』刊行記念トーク 浅生鴨×吉田尚記「なぜ〈中の人〉は小説を書きはじめたのか」

浅生鴨×吉田尚記「なぜ〈中の人〉は小説を書きはじめたのか」

 お堅いNHKらしからぬ「だめキャラ」から繰り出される、ゆる~いつぶやき。2009年秋、ひとりのNHK職員がこっそり始めた広報ツイッターはじわじわ評判を集め、気づけばフォロワー60万人の大人気アカウントに。2012年、それまでの経緯をまとめた単行本が新潮社から出版されましたが、著者のNHK_PR1号は、年齢も性別も謎につつまれていました。しかし2014年7月に著者はNHKを退職、浅生鴨というペンネームで本格的に小説の執筆を始めました。

「群像」2013年10月号に掲載された初の小説「エビくん」は、日本文藝家協会編のアンソロジー『文学2014』にも収録され、小説家として順調なスタートを切った浅生さん。「yomyom」で連載を経て、満を持して8月22日に新潮社から刊行する長篇デビュー作が『アグニオン』です。舞台は人工知能によって全てが制御された未来社会。管理者は永遠の平和を実現するために、人間の感情から「悪意」を分離し、「善き人(アグニオン)」だけで世界を満たそうと暴走しはじめます。この恐るべき最終計画に少年たちはどう立ち向かい、自らの感情を取り戻すことができるのか……というSF冒険長篇です。

 浅生さんは「人の善意と悪意、異物を受け入れる多様性について、小説で表現してみたかった」といいます。それはどうしてなのでしょうか? 理解のカギは、浅生さんのこれまでの経歴に潜んでいるようです。今回のトークイベントでは、浅生さんがこれまでゲーム会社やレコード会社、NHKで「どんな仕事を手がけてきたか」を自らプレゼンテーションしていただきつつ、そこで何を考え、大切にしてきたか、そしてなぜ小説家になったのかを語っていただきます。

 聞き手はニッポン放送アナウンサーの吉田尚記さん。些細な会話すらままならない「コミュ障」を克服し、人気アナウンサーとして活躍する吉田さんに、「実は人見知りで、顔を出すのも恥ずかしい」という浅生さんの素顔を引き出していただきます。

開催日時 2016年8月31日(水) 19:00〜20:30
会場 la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko 東京都新宿区矢来町67
URL 詳細はホームページをご覧ください。
備考 チケット:2,000円(自由席)
※トーク終了後、浅生鴨さん、吉田尚記さんのサイン会を行います(書籍は会場で販売いたします)。

著者紹介

浅生鴨アソウ・カモ

1971(昭和46)年、兵庫県生れ。作家、広告プランナー。NHK職員時代の2009(平成21)年に開設した広報局Twitter「@NHK_PR」が、公式アカウントらしからぬ「ユルい」ツイートで人気を呼び、中の人1号として大きな話題になる。2014年にNHKを退職し、2019年11月現在は執筆活動を中心に広告やテレビ番組の企画・制作・演出などを手がけている。著書に『中の人などいない』『アグニオン』『猫たちの色メガネ』『伴走者』などがある。

書籍紹介