お知らせ

【大特集】萩尾望都 “描きおろし”エドガー&アランも!
芸術新潮7月号

画業50周年記念【大特集】萩尾望都 少女マンガの神が語る、作画のひみつ

 繊細な画と豊かな文学性で、マンガ界に新たな地平を拓いた萩尾望都。その画業50年を記念した90ページの大特集が、6月25日(火)発売の「芸術新潮」2019年7月号に掲載されます。撮り下ろし原画や初公開のクロッキー・ブックから、そのたゆみなき創造の源泉に迫る一方、大の萩尾作品ファンである作家・小野不由美さんの特別寄稿「神域」や、1993年に3万人の観客の前で上演された舞台「斎王夢話さいおうゆめがたり」の幻の脚本からの抄録も掲載されます。そして、表紙を飾るのは、萩尾さんが「芸術新潮」のために描きおろしたエドガーとアラン!
 世代を超えた「モーさま」ファン待望の大特集です。

芸術新潮 7月号
芸術新潮」2019年7月号(6月25日発売)
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アトリエで執筆する萩尾さん

【目次から】
◆巻頭グラフ「オール原画! 至福の名作劇場」
◆アトリエ訪問/モーさま選り抜き ライフ・ストーリー
◆特別インタビュー「少女マンガ」の向こうへ  23ページに亘るロングインタビューで、萩尾さんの作画術のひみつが語られます! ◆幻の脚本「斎王夢話」抄録  1993年9月11日、伊勢神宮式年遷宮を記念して上演された舞台「斎王夢話」。そのまま上演すると4時間を超えるという萩尾さんの幻の脚本が、7月、『斎王夢話 新装版』として刊行されます(新潮社刊)。その一部を抜粋し、ご紹介します。 ◆「現地レポート モーさま、ロンドンを行く」
ほか

著者紹介

萩尾望都ハギオ・モト

1949(昭和24)年、福岡県生れ。1969年、『ルルとミミ』でデビュー以来、SFやファンタジーなどを取り入れた壮大な作風で名作を生み出し続けている。1976年、『ポーの一族』『11人いる!』で小学館漫画賞、1997(平成9)年、『残酷な神が支配する』で手塚治虫文化賞マンガ優秀賞、2006年、『バルバラ異界』で日本SF大賞ほか受賞多数。2012年には少女マンガ家として初の紫綬褒章を受章。2017年、朝日賞を受賞。2019(令和元)年、文化功労者に選出。