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小林秀雄と人生を読む夕べ【その5】歴史と文学(第4回/全6回)「私の人生観」
小林秀雄の主要な作品を順次取り上げ、小林秀雄とともに人生を味わっていく集いです。連続講座ですが、毎回1編ずつとりあげますので、1回だけのご参加も大歓迎です。
小林秀雄と人生を読む夕べ【その5】歴史と文学(第4回/全6回)「私の人生観」
日本の近代批評の創始者・確立者として大きな足跡を残した小林秀雄は、深い思索と歯切れのよい文章で“人生の教師”としても仰がれ慕われました。その小林秀雄の主要な作品を順次取り上げ、小林秀雄とともに人生を味わっていく集いです。
ご案内は、編集担当者として小林秀雄にじかに接していた新潮社の元編集者、池田雅延です。前半50分は各回の対象作品について池田がお話しします。後半40分は出席者全員での茶話会とし、毎回la kaguカフェがご用意するお茶とお菓子をお楽しみいただきます。池田が質問にお答えしたりしながら、座談の名手でもあった小林秀雄をより身近に感じるひとときを過ごします。
「小林秀雄と人生を読む夕べ」の第5シリーズ<歴史と文学>の第4回は「私の人生観」(新潮社刊「小林秀雄全作品」第17集所収)を取り上げます。
この作品は昭和24年(1949)秋、小林秀雄47歳の10月に刊行された講演録ですが、内容は講演録というにとどまらず講演文学と呼びたいほどの綿密さで、小林秀雄の代表作のひとつに数えられています。
タイトルは「私の人生観」ですが、人生というものを私はこう観ていますと手際よく説明するのではありません。「観」という言葉はどういう歴史をもっているかをつぶさに問い、京都高山寺の明恵上人らの生き方に「観」の現れを見ていって、「観」は「心眼」に近い、歴史も人生も「見」ではなく「観」で観なければ見えてこないと言い、剣豪宮本武蔵が残した言葉「我事に於いて後悔せず」は、武蔵ののっぴきならない人生観であると同時に生き方の極意だと語る結末は圧巻です。
ぜひお集まりください。
開催日時 | 2017年1月19日(木) 18:50〜20:30(受付開始18:20) |
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会場 | la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko 東京都新宿区矢来町67 (東京メトロ東西線神楽坂駅矢来口出てすぐ) |
問い合わせ先 | 新潮社ラカグ室 fax:03-3266-7185 E-mail:sokoinfo@shinchosha.co.jp |
URL | 詳細はこちらをご覧ください。 |
備考 | 全3回通しチケット(茶菓付き):8,400円 1/19 第4回 1回券(茶菓付き):3,000円 |