芸術新潮プレゼント【2】
「ゴッホ展　家族がつないだ画家の夢」（東京）のチケット

　オランダのアムステルダムにあるファン・ゴッホ美術館より、フィンセント・ファン・ゴッホ（1853～90）の作品30点以上を含む絵画・資料が来日する。画家の名を冠したこの美術館は、ファン・ゴッホの世界最大級のコレクションを擁するのだが、その礎となったのは画家の家族たちが守り、また、集めた作品である。家族のなかでも弟テオが生涯を通じて兄を経済的にも精神的にも支え続けたことは有名だが、テオの死後、その遺志を継いだ妻ヨーが、膨大な手紙と作品の整理・保存に着手、さらにその子フィンセント・ウィレムが財団を設立し、この美術館の開館に全面的に協力したことまではあまり知られていない。

　本展では、そんな家族の歴史をたどるように、代表作《画家としての自画像》や《オリーブ園》など、ゆかりの作品が展示される。さらに、保存の観点からめったに展示されることのないファン・ゴッホの手紙のうち4通が日本初公開。先輩画家ファン・ラッパルト宛てに描いたスケッチ入りの手紙からは、画家として歩み出した当時の関心事や人柄が伝わってくる。

　展覧会の最後には、《花咲くアーモンドの木の枝》や《ひまわり》（SOMPO美術館蔵）など人気作品を巨大映像で体感できるイマーシブ空間も登場。絵を描くことで人生と向き合い続けた不器用な画家と、その思いを受け止め、いまに繋いだ家族たちの静かな情熱を感じたい。

以下の応募フォームにてご応募下さい。
チケットの発送をもって当選者の発表に代えさせていただきます。

プレゼント番号【2】
ゴッホ展
家族がつないだ画家の夢

［会場］東京都美術館（上野公園）
［会期］9月12日～12月21日
［休室日］月曜日（ただし祝休日、9月22日は開室）、9月16日、10月14日、11月4日、25日
［開室時間］9：30～17：30（金～20：00）※入室は閉室の30分前まで
［当日料金］一般2300円、大学生・専門学校生1300円、65歳以上1600円、18歳以下・高校生以下無料
　※土日、祝日および12月16日以降は日時指定予約制
　※9月中の平日は大学・専門学校生は無料
［問合せ］050-5541-8600（ハローダイヤル）
［詳細］ https://gogh2025-26.jp
［応募締切］8月24日（日）

［巡回］2026年1月3日～3月23日　愛知県美術館

※展覧会の会期等は変更になる可能性があります。展覧会公式サイトで最新情報をご確認の上お出かけ下さい。