お知らせ

芸術新潮プレゼント【1】
「オルセー美術館所蔵 印象派―室内をめぐる物語」
(東京)のチケット

芸術新潮 2025年9月号
今月のプレゼント【1】

「オルセー美術館所蔵 印象派―室内をめぐる物語」(東京)のチケットを2組4名様にプレゼント!

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エドガー・ドガ《家族の肖像(ベレッリ家)》 1858~1869年 油彩、カンヴァス 201×249.5cm オルセー美術館、パリ
© photo:C2RMF / Thomas Clot
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ピエール=オーギュスト・ルノワール《ピアノを弾く少女たち》 1892年 油彩、カンヴァス 116×90cm オルセー美術館、パリ
© GrandPalaisRmn (musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF
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フレデリック・バジール《バジールのアトリエ、ラ・コンダミンヌ通り》 1870年 油彩、カンヴァス 98×128cm オルセー美術館、パリ
© GrandPalaisRmn (musée d'Orsay) / Gabriel de Carvalho / distributed by AMF
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エドゥアール・マネ《エミール・ゾラ》 1868年 油彩、カンヴァス 146×114cm オルセー美術館、パリ
© GrandPalaisRmn (musée d'Orsay) / Adrien Didierjean / distributed by AMF
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クロード・モネ《アパルトマンの一隅》 1875年 油彩、カンヴァス 81.5×60cm オルセー美術館、パリ
© GrandPalaisRmn (musée d'Orsay) / Martine Beck-Coppola / distributed by AMF
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ポール・マテ《室内の子どもと女性》 1890年頃 油彩/カンヴァス 48.5×38cm オルセー美術館、パリ
© GrandPalaisRmn (musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF
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ピエール=オーギュスト・ルノワール《大きな裸婦》 1907年 油彩、カンヴァス 71×156cm オルセー美術館、パリ
© GrandPalaisRmn (musée d'Orsay) / Stéphane Maréchalle / distributed by AMF

 光あふれる戸外の風景を描いた印象派――そのイメージの陰に、「室内」というもうひとつの魅力的な世界があるのをご存じだろうか。パリや近郊の邸宅、アトリエ、サロンなど、印象派の画家たちは近代都市で営まれた新しい暮らしの空間にも筆を向けたのだった。

 そんな、これまでとは異なる視点で印象派を紹介する「オルセー美術館所蔵 印象派」展は、印象派の殿堂・パリのオルセー美術館が誇る約70点に、国内外の重要作を加えたおよそ100点から成る。同館の印象派コレクションがこの規模で来日するのは約10年ぶりのことで、室内を舞台にした肖像画や家庭的な風俗画、邸宅を飾った装飾芸術など、マネ、モネ、ルノワール、セザンヌら巨匠たちの手になる名品が一堂に会する。

 最大の注目作は、日本初公開となる若きドガによる《家族の肖像(ベレッリ家)》。フィレンツェの邸宅でポーズをとる叔母一家の姿を、鋭くも抑制の効いた筆致で描いた大画面は、家族の心理や関係性までも浮かび上がらせる。このほか、ルノワールの《ピアノを弾く少女たち》に漂う幸福感、ドガが友人のマネ夫妻のくつろいだ姿をとらえた《マネとマネ夫人像》(夫人の顔が気に入らないマネが断裁したといういわく付き)、モネが光と影の強いコントラストのもとに描いた家族の情景などなど――いずれの作品もひらかれた屋外とは異なる、私的で親密なまなざしに満ちている。壁や窓の内側に広がる、もうひとつの光の世界を堪能したい。

以下の応募フォームにてご応募下さい。
チケットの発送をもって当選者の発表に代えさせていただきます。

プレゼント番号【1】
オルセー美術館所蔵
印象派―室内をめぐる物語

[会場]国立西洋美術館(上野公園)
[会期]10月25日~2026年2月15日
[休館日]月曜日(ただし11月3日、24日、1月12日、2月9日は開館)、11月4日、25日、12月28日~2026年1月1日、13日
[開館時間]9:30~17:30 ※入館は閉館の30分前まで
[当日料金]一般2300円、大学生1400円、高校生1000円
[問合せ]050-5541-8600(ハローダイヤル)
[詳細] https://www.orsay2025.jp
[応募締切]9月24日(水)

※展覧会の会期等は変更になる可能性があります。展覧会公式サイトで最新情報をご確認の上お出かけ下さい。

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