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島田雅彦×宮内悠介「激動の世界に、虚構の力で立ち向かう」

『カタストロフ・マニア』(島田雅彦著)刊行記念イベント

島田雅彦×宮内悠介「激動の世界に、虚構の力で立ち向かう」

 島田雅彦氏の最新長篇『カタストロフ・マニア』は、2036年の東京を舞台にした本格SFです。「太陽のしゃっくり」を皮切りに、ライフライン停止、原発危機、感染症の蔓延が同時発生……そんな絶体絶命の状況下、人類は生き延びることができるのか!?
 現代社会への切実な問題意識とともに、進化論や人工知能に関する最新の知見も盛り込んで書かれた本作は、文学の熱心な読者でなくとも楽しめる、たいへん刺激的な物語となっています。
 このスリリングな作品をめぐり島田氏と対談していただくのは、『カブールの園』で三島由紀夫賞を受賞したばかりの宮内悠介氏。かねてより島田作品を愛読してきたという宮内氏は、2010年のデビュー以来、SFと純文学の両分野で高い評価を得てきた、いま注目の作家です。島田氏いわく「小松左京の『日本沈没』以来の文学的パンデミックを狙った」という同作品から、宮内氏は何を学んだのか。激動の世界に虚構の力で立ち向かう2人の対話に、どうぞご期待ください。

開催日時 2017年7月4日(火) 19:00~20:30(受付開始18:30)
会場 la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko  東京都新宿区矢来町67
(東京メトロ東西線神楽坂駅矢来口出てすぐ)
問い合わせ先 新潮社ラカグ室
fax:03-3266-7185 E-mail:sokoinfo@shinchosha.co.jp
URL 詳細はこちらをご覧ください。
備考 ■2,000円/自由席
■1,800円/自由席(神楽坂ブック倶楽部会員限定)

※トーク終了後、島田雅彦さん、宮内悠介さんのご著書へのサイン会を予定しております。書籍は会場でも販売いたします。なお、時間の都合上、サインは一著者につき、お一人様1冊とさせていただきます。予めご了承ください。
※ご購入いただいたチケットは理由の如何を問わず、取替・変更・キャンセルはできません。ご了承ください。
※開場は開演の30分前です。

著者紹介

島田雅彦シマダ・マサヒコ

1961年3月13日東京都生まれ。東京外国語大学外国語学部ロシア語学科卒業。小説家。法政大学国際文化学部教授。1983年、大学在学中に『海燕』掲載の『優しいサヨクのための嬉遊曲』でデビューし、芥川賞候補作となる。候補6度は最多記録。小説に『亡命旅行者は叫び呟く』『夢遊王国のための音楽』(1984年、野間文芸新人賞)『天国が降ってくる』『僕は模造人間』『ドンナ・アンナ』『未確認尾行物体』『夢使い――レンタルチャイルドの新二都物語』『ロココ町』『アルマジロ王』『彼岸先生』(1992年、泉鏡花文学賞)『預言者の名前』『流刑地より愛をこめて』『忘れられた帝国』『浮く女 沈む男』『そして、アンジュは眠りにつく』『内乱の予感』『君が壊れてしまう前に』『子どもを救え!』『自由死刑』『無限カノン』三部作(『彗星の住人』『美しい魂』『エトロフの恋』)『フランシスコ・X』『溺れる市民』『退廃姉妹』(2006年、伊藤整文学賞)『エリコ』『カオスの娘――シャーマン探偵ナルコ』(2008年、芸術選奨文部科学大臣賞)『佳人の奇遇』『徒然王子』(第1・2部)『悪貨』『英雄はそこにいる』『傾国子女』『ニッチを探して』『暗黒寓話集』『虚人の星』(2016年、毎日出版文化賞)『カタストロフ・マニア』『絶望キャラメル』『人類最年長』『君が異端だった頃』(2020年、読売文学賞)。随筆等に『中枢は末梢の奴隷 解剖学講義(養老孟司と共著)』『偽作家のリアル・ライフ』『汗のドレス(唐十郎と共著)』『語らず、歌え』『天使が通る(浅田彰と対談)』『愛のメエルシュトレエム 島田雅彦クロニクルズ1987-1991』『死んでも死にきれない王国から ある旅人のアフリカ日記』『植民地のアリス』『漱石を書く』『瞠目新聞』『彼岸先生の寝室哲学』『茶の間の男(語り下ろしロング・インタビュー大辻都、星野智幸編)』『ミス・サハラを探して チュニジア紀行』『世紀末新マンザイ パンク右翼vs.サヨク青二才(福田和也と対談)』『日本の名随筆 別巻85 少年(編纂)』『退廃礼讃』『郊外の食卓』『感情教育』『ヒコクミン入門』『ひなびたごちそう 島田雅彦の料理』『アジア自由旅行(佐藤治彦と共著)』『楽しいナショナリズム』『無敵の一般教養(パンキョー)(編纂)』『食いものの恨み』『衣食足りて、住にかまける』『快楽急行』『おことば 戦後皇室語録』『妄想人生』『一度死んでみますか? 漫談・メメントモリ(しりあがり寿と対談)』『酒道入門』『島田教授の課外授業 悩める母親のために』『小説作法ABC』『クオリア再構築 常識の壁を突き抜け、遡る5つの対話(茂木健一郎と対談)』『徒然草 in USA 自滅するアメリカ 墜落する日本』『オペラ・シンドローム 愛と死の饗宴』『迷い婚と悟り婚』がある。

宮内悠介ミヤウチ・ユウスケ

1979(昭和54)年東京生れ。1992(平成4)年までニューヨーク在住、早稲田大学第一文学部卒。在学中はワセダミステリクラブに所属。2012年の単行本デビュー作『盤上の夜』は直木賞候補となり、日本SF大賞を受賞。2013年、『ヨハネスブルグの天使たち』も直木賞候補となり、日本SF大賞特別賞を受賞した。同年に「(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」を受賞。2016年、『アメリカ最後の実験』が山本周五郎賞候補になる。2017年、『彼女がエスパーだったころ』で吉川英治文学新人賞、前年芥川賞候補となった『カブールの園』で三島由紀夫賞を受賞した。同年、『あとは野となれ大和撫子』は直木賞候補に、「ディレイ・エフェクト」は芥川賞候補に選ばれた。エンタメ、純文学の双方からその才能を注目される作家の一人である。

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