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『光の犬』の絵について ――武満徹、グレン・グールド、コーネリア・フォス

松家仁之『光の犬』刊行記念トークイベント
『光の犬』の絵について ――武満徹、グレン・グールド、コーネリア・フォス
『光の犬』の装画は、コーネリア・フォスというアメリカの女性画家の絵です。
松家さんはこの画家の絵を、「芸術新潮」の編集長時代、〈武満徹特集〉で初めてごらんになって、とても印象に残っていたそうです。
武満さんの遺品のなかに一枚の絵はがきがあり、それがコーネリア・フォスの風景画でした。
コーネリア・フォスの夫は高名な作曲家ルーカス・フォス。
武満徹とルーカス・フォスは親しい友人同士でした。
さらにコーネリア・フォスは、グレン・グールドともゆかりの深い人だったのです。
『光の犬』という本のカバーにあしらわれた1枚の絵。そのエピソードを入口に、新作長篇めぐってさまざまなお話をうかがいます。
開催日時 | 2017年11月30日(月)19:00〜(18:30開場) |
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会場 | 山陽堂書店2階 |
問い合わせ先 | mail:info@sanyodo-shoten.co.jp Tel:03-3401-1309 Fax:03-3401-1358 |
URL | 詳細はこちらをご覧ください。 |
備考 | 【お申込方法】 ・参加費:2000円(税込) *事前のお支払い。返金はできませんのでご了承ください。 ・お申込方法:店頭・下記問い合わせメール・電話・ファックス |
著者紹介
松家仁之マツイエ・マサシ
1958(昭和33)年、東京生れ。編集者を経て、2012(平成24)年、長篇小説『火山のふもとで』を発表。同作で読売文学賞小説賞受賞。2013年『沈むフランシス』、2014年『優雅なのかどうか、わからない』、2017年『光の犬』(河合隼雄物語賞、芸術選奨文部科学大臣賞受賞)、2021(令和3)年『泡』、2025年『天使も踏むを畏れるところ』を刊行。編著・共著に『新しい須賀敦子』『須賀敦子の手紙』、新潮クレスト・ブックス・アンソロジー『美しい子ども』ほか。