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連載から10年、ついにプリニウスの物語が幕を閉じます。

皇帝ネロの非業の死により混迷を極めたローマ帝国も、ウェスパシアヌス帝によって、ようやく安定がもたらされる。畢生の大作にして世界史的名著『博物誌』の完成を急ぐプリニウスは、ローマ艦隊の司令官に命ぜられ、「運命の地」へ。そして迎えたA.D.79年。ついにウェスウィウス火山が噴火、火砕流がポンペイの街を襲う。はたしてプリニウス一行の運命は――。連載スタートから10年、世界も注目の歴史伝奇ロマン、ド迫力の最終巻!

2023年06月22日   NEWS / お知らせ

2021年7月9日に、「プリニウス」第11巻が発売となりました。本巻では、プリニウスの少年時代から青年時代までを描きます。
北イタリアの街・コムムで生まれ育ったプリニウス。アルプスの麓にあるその街は、森と湖に囲まれた自然豊かな景勝地。そこでプリニウスは動物や昆虫、植物と触れ合い、世界を観察する悦びに目覚める。当地で、親友との悲しい別れを経験したプリニウスは、帝都ローマへ。青年となったプリニウスは、書物に没頭し、学問に明け暮れる日々を過ごす。さらに心惹かれる女性も登場するが......
そしていよいよ2022年春に発売予定の第12巻で、物語は終幕を迎える予定です。さて、どのようなラストが待っているのか――。お見逃しなく!

2021年09月02日   NEWS / お知らせ

第10巻のカバーは、藝術を愛した皇帝ネロ鎮魂の意もこめて劇場に(モデルはマルケッルス劇場)。奥に見えるは、レバノン杉。周囲には、何やら不穏なモノが蠢いています(ぜひ実物を手に取って確認してみてください)。そして帯に登場するのは、インコです。作中では、「オウムのアケロン」として登場。 皇帝ネロの寵愛を受け、彼の話し相手、唯一気の許せる友と言える存在でしたが...。冠羽のあるものがオウムで、作中登場するアケロンは、冠羽がないので正確にはインコとなります。また、「アケロン」という名前はギリシア神話に出てくる冥府の川、つまり正者と死者の境界を流れる川のことで、さしづめ日本だと「三途の川」でしょうか。このあたりも、第10巻のネロの運命を象徴するネーミングとなっています。

2020年08月28日   NEWS / コミック

『プリニウス』の第10巻が、9月9日(水)に発売されます! 「皇帝ネロのもとに続々と届く、反乱蜂起の報せ。側近の裏切り、過去の因縁がネロを窮地に追い込む。一方、プリニウス一行は、神話の森を抜けて、砂漠の都市・パルミュラへ――」。第1巻での登場から物語を盛り上げてきた皇帝ネロ。いよいよその最期が描かれます。
また、第10巻刊行を記念して、9月13日(日)19:00~ヤマザキマリ&とり・みき両氏によるトークをオンライン配信いたします。詳細およびお申込みは、下北沢B&Bのホームページにてご確認ください。http://bookandbeer.com/event/20200913b_plinius/

2020年08月19日   NEWS / お知らせ / コミック

ラジオやテレビなどで活躍中の伊集院光さんより、「プリニウス」の推薦コメントをいただきました。伊集院さんがパーソナリティを務める、TBSラジオ「伊集院光とらじおと」には、作者のヤマザキマリ、とり・みき両氏も過去に出演。プリニウスの話題で盛り上がりました。右の画像は、その推薦コメントを掲載したパネル。『プリニウス』第9巻が発売される11月9日以降、全国の書店に配布される予定です。

2019年11月06日   NEWS / お知らせ

ド迫力のカバーは、ロドス島の巨像が全面に。第9巻は、プリニウス一行がこのロドス島に上陸するシーンからスタート。巨像は、太陽神ヘーリオスをかたどって紀元前284年に建設されるも、その約50年後には大地震によって倒壊。プリニウスが活躍する頃には、まだその残骸が港にあったと言われています。この第9巻では、「太陽神」が重要な存在として描かれます。そして帯には、ローマ一の名将・コルブロの精悍な軍装姿が。初登場ながら鮮烈な印象を残すコルブロ。『プリニウス』第9巻、いよいよ11月9日発売です!

2019年10月28日   NEWS / コミック

「ギリシアだよ、全員集合!」の様相を呈する第9巻。皇帝ネロ、智臣ウェスパシアヌス、古代ローマ随一の名将・コルブロ、そしてプリニウス一行が、続々とギリシアに上陸。饗宴に浮かれるネロをよそに、風雲急を告げる帝都ローマ。再会と別れ、ときどき格闘......ますますドライブしていく展開に目が離せません!
写真は、新潮社で打ち合わせ中の作者・ヤマザキマリと、とり・みき両氏。毎回、コミックスのカバー画や帯の人物の選定を行います。はたして第9巻は、どんな装幀になるのでしょうか!?

2019年10月03日   NEWS / お知らせ

6月29日土曜日21:00~放送のTBS「世界ふしぎ発見!」に、ヤマザキマリさんが解答者としてスタジオ出演。当日の番組テーマは「噴火したのは秋だった? ポンペイの歴史が覆る」で、A.D.79年に起きたヴェスヴィオ火山の大噴火(=ポンペイの悲劇)にまつわる〝新説〟を検証するようです。
ヴェスヴィオ火山といえば『プリニウス』。コミックス第1巻の冒頭を飾るのも、その噴火シーン。はたして『プリニウス』の作者としてヤマザキさんは、全問正解となるか? 乞うご期待!

2019年06月19日   NEWS / お知らせ

4月9日発売の『プリニウス』第8巻のカバー&帯の画が公開されました。迫力満点のカバーは、クレタ島の迷宮に棲む怪物ミノタウルス。本編でも、エウクレスとフェリクス相手に大暴れしています。一方、帯で不敵な笑みを浮かべているのは、奸臣ティゲリヌス。大火前後の帝都ローマで暗躍、皇帝ネロやその妻ポッパエアの命運を握る男でもあります。
また、実物を手に取っていただいた暁には、ぜひ帯をめくって裏表紙を確認してみてください。そこには「世界の七不思議」のひとつが......。大迫力のシーンが満載の第8巻、ご期待ください!

2019年03月20日   NEWS / お知らせ / コミック

『プリニウス』の最新巻となる第8巻が、4月9日に発売されます!
「文化都市アレクサンドリアに到着したプリニウスは、大灯台や大図書館、発明品の数々に圧倒される。そこにセネカからの手紙が届き、再び地中海へ。クレタ島の迷宮には怪物が、ロドス島では海に沈んだ巨像の残骸が、一行を待ち受ける......。一方、大火後の混乱が続くローマでは、粛清の嵐が吹き荒れていた。かけがえのない者を一挙に失ったネロは、孤独の淵で、ついにプリニウスを召集するよう命じたのだが......」
 さらに4月17日には、ヤマザキマリさんのエッセイが新潮新書より刊行。下旬には、トーク&サイン会も開催予定です。乞うご期待!(写真はその打ち合わせの様子)

2019年02月25日   NEWS / お知らせ

 

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