新潮 くらげバンチ @バンチ
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第10巻のカバーは、藝術を愛した皇帝ネロ鎮魂の意もこめて劇場に(モデルはマルケッルス劇場)。奥に見えるは、レバノン杉。周囲には、何やら不穏なモノが蠢いています(ぜひ実物を手に取って確認してみてください)。そして帯に登場するのは、インコです。作中では、「オウムのアケロン」として登場。 皇帝ネロの寵愛を受け、彼の話し相手、唯一気の許せる友と言える存在でしたが...。冠羽のあるものがオウムで、作中登場するアケロンは、冠羽がないので正確にはインコとなります。また、「アケロン」という名前はギリシア神話に出てくる冥府の川、つまり正者と死者の境界を流れる川のことで、さしづめ日本だと「三途の川」でしょうか。このあたりも、第10巻のネロの運命を象徴するネーミングとなっています。

2020年08月28日   NEWS / コミック

『プリニウス』の第10巻が、9月9日(水)に発売されます! 「皇帝ネロのもとに続々と届く、反乱蜂起の報せ。側近の裏切り、過去の因縁がネロを窮地に追い込む。一方、プリニウス一行は、神話の森を抜けて、砂漠の都市・パルミュラへ――」。第1巻での登場から物語を盛り上げてきた皇帝ネロ。いよいよその最期が描かれます。
また、第10巻刊行を記念して、9月13日(日)19:00~ヤマザキマリ&とり・みき両氏によるトークをオンライン配信いたします。詳細およびお申込みは、下北沢B&Bのホームページにてご確認ください。http://bookandbeer.com/event/20200913b_plinius/

2020年08月19日   NEWS / お知らせ / コミック

ド迫力のカバーは、ロドス島の巨像が全面に。第9巻は、プリニウス一行がこのロドス島に上陸するシーンからスタート。巨像は、太陽神ヘーリオスをかたどって紀元前284年に建設されるも、その約50年後には大地震によって倒壊。プリニウスが活躍する頃には、まだその残骸が港にあったと言われています。この第9巻では、「太陽神」が重要な存在として描かれます。そして帯には、ローマ一の名将・コルブロの精悍な軍装姿が。初登場ながら鮮烈な印象を残すコルブロ。『プリニウス』第9巻、いよいよ11月9日発売です!

2019年10月28日   NEWS / コミック

4月9日発売の『プリニウス』第8巻のカバー&帯の画が公開されました。迫力満点のカバーは、クレタ島の迷宮に棲む怪物ミノタウルス。本編でも、エウクレスとフェリクス相手に大暴れしています。一方、帯で不敵な笑みを浮かべているのは、奸臣ティゲリヌス。大火前後の帝都ローマで暗躍、皇帝ネロやその妻ポッパエアの命運を握る男でもあります。
また、実物を手に取っていただいた暁には、ぜひ帯をめくって裏表紙を確認してみてください。そこには「世界の七不思議」のひとつが......。大迫力のシーンが満載の第8巻、ご期待ください!

2019年03月20日   NEWS / お知らせ / コミック

7月9日の発売まで、いよいよ10日ほどとなりました。最新巻となる第7巻のカバー&帯の画を公開いたします(担当編集も毎度、どの風景がカバーになり、どの登場人物が帯を飾るのか、ワクワクしています)。
第7巻のカバーは、燃え盛る「キルクス・マクシムス」(大競技場)。第7巻の冒頭では、「ローマの大火」が描かれており、そのワン・シーンを切り取ったカバー画となっています。大迫力!
そして帯に登場するのは、皇帝ネロ! 「キターーーーーー!」と思わず歓声をあげたくなります。満を持しての登場です(一方で、"あの人"は本巻もお預け......)。第7巻は、これまで以上に、皇帝ネロがフィーチャーされた巻です。乞うご期待!

2018年06月25日   NEWS / コミック

10月7日の発売まで、あと10日ほど。最新巻となる第6巻のカバー&帯の画を公開いたします。カバーは、当時ローマよりも先鋭的だったとされる北アフリカ・カルタゴの軍港。帯は、プリニウス一行と一緒に旅を続ける謎の子ども(と、カラスのフテラ)。動物と話ができたり、料理が得意だったりするけれども、その性別も名前も不明のまま。ですが、第6巻では少しずつその出自が明らかになっていきます。乞うご期待!

2017年09月26日   NEWS / お知らせ / コミック

最新巻となる『プリニウス4』の見本が出来ました! 帝都ローマを脱出したプリニウス一行は、ポンペイの地で大地震に遭遇。一方、都では皇帝ネロとその愛人による謀略が......。大地震、稲妻、幽霊、彗星など、随所に凶兆があらわれる、悪い予感しかしない第4巻。発売は6月9日、乞うご期待!

2016年06月03日   コミック

現在、「新潮45」誌にて絶賛連載中ですが、最新刊となるコミックス第4巻の発売が、6月9日に決定いたしました! 「人類史上屈指の知識情報革命を起こした巨人にして変人」であるプリニウス。第4巻はというと、ポンペイで大地震に遭遇したプリニウス一行。その頃、帝都ローマでは、稀代の妖婦ポッパエアがネロ帝をそそのかして大事件が......!? 現在、鋭意製作中。また第4巻発売と同時に「お楽しみ」もご用意しています。乞うご期待!

2016年03月11日   お知らせ / コミック

『プリニウス』はその単行本のカバーも、こだわりぬいています。版画のようなタッチで切り取る、古代ローマの風景。帯を外して、カバーにじっと見入ってしまうほど精緻で迫力ある画です。第1巻は、噴火するウェスウィウス火山、第2巻は帝国の首都・ローマの風景でしたが、第3巻は......。
右の画像が、そのカバーです。波濤をゆくガレー船が今にも横倒しにならんとしています。そこには何やら怪しげな生物の足がからみつき......。
その生物の正体は、カバー裏を見れば一目瞭然。ぜひ現物を手に取って確認してみてください。『プリニウス』第3巻、いよいよ9月9日発売です!

2015年08月28日   NEWS / コミック

待望の第3巻の発売日が決定しました!
第3巻は、前巻に引き続きローマのシーンから始まります。皇帝ネロの暴政によって人心は荒廃、新興宗教の影も忍び寄り、波瀾の予感にみちた帝都ローマ。持病のぜん息を悪化させたプリニウスは、ついにローマからの脱出を企てます。一方、書記官エウクレスは、想いを寄せた美少女娼婦の幻影を追い求め、魔都の闇に吸い込まれていく――。
第3巻では、奇想天外な怪物やさまざまな動植物がこれまで以上に登場。濃厚なプリニウスの『博物誌』の世界が再現されています。お楽しみに!

2015年08月04日   NEWS / コミック

 

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