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深い音、静かな声
「新潮」2月号
特別定価950円
1月7日発売
一月十七日、死者六千三百八人、全壊家屋九万二千九百五棟、あの阪神大震災から七年目を迎えます。神戸在住で惨事を身をもって体験、その後の幸酸もつぶさに目撃してきた小田実氏が、構想ようやく稔って、「深い音」一挙五六○枚を発表します。瓦礫に埋まった中年女性を助け起こしたのは、戦争中上官を殺害した過去をもつ老人と、父親殺しを企む、その孫。これにベトナム難民や若い女性がからんで、互いの複雑な生が炙り出され……。渾身の力編に御注目を。
戦乱といえば、詩人那珂太郎氏の複式夢幻能「始皇帝」は、二千年前中国に君臨した権力者の精神を、現代に蘇えらせた意欲作。
一方、こうした世の喧噪とは別に、身近な生活を大切にする姿が美しいのが、庄野潤三・江國香織両氏の新春対談「静かな日々」。山口昌男氏の連載「二十世紀における『政治と文学』の神話学」は今号「アルカディアから」で完結です。
(編集長・前田速夫)
■年間講読料一〇八〇〇円(12冊 税・発送費込)