「新潮」2月号
定価900円 1月7日発売 ![]() 四年がかりの大作「葬送」を上梓したばかりの平野啓一郎氏が、一転して現代を舞台に果敢な述作に挑みました。「氷塊」一五○枚、上段と下段の二篇が冒頭と結末を合せて十回交差する、新形式の作品です。小説はほかに、黒井千次、宗左近、佐江衆一、平出隆氏。 新春随想は杉本秀太郎、桶谷秀昭、石牟礼道子の三氏。特別掲載のスーザン・ソンタグ「美についての議論」や唐十郎氏の「文芸時評」も、刺激的です。 (編集長・前田速夫)
■年間講読料一〇八〇〇円(12冊 税・発送費込)
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