江戸後期、世界で初めて全身麻酔による手術に挑んだ紀州の名医青洲。一人の天才外科医を巡る嫁姑の凄まじい愛の争奪。

華岡青洲の妻(新潮文庫)
649円(希望小売価格)
配信開始日:2014/02/07
- 電子書籍
- 文庫あり
世界最初の全身麻酔による乳癌手術に成功し、漢方から蘭医学への過渡期に新時代を開いた紀州の外科医華岡青洲。その不朽の業績の陰には、麻酔剤「通仙散」を完成させるために進んで自らを人体実験に捧げた妻と母とがあった――美談の裏にくりひろげられる、青洲の愛を争う二人の女の激越な葛藤を、封建社会における「家」と女とのつながりの中で浮彫りにした女流文学賞受賞の力作。
書誌情報
読み仮名 | ハナオカセイシュウノツマシンチョウブンコ |
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発行形態 | 電子書籍 |
電子書籍 価格 | 649円 |
電子書籍 配信開始日 | 2014/02/07 |