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井上荒野×江國香織
「『デートで映画を観るのは危険』は本当か?」

井上荒野×江國香織「『デートで映画を観るのは危険』は本当か?」 〜『あの映画みた?』刊行記念トークイベント〜
30年来の仲良しで、映画と物語をこよなく愛し、その二つは生活に不可欠なものと断言する井上荒野さんと江國香織さん。会えばいつも、尽きることなく映画や本の話をしています。
ふたりとも観た映画について話す時も、どちらかしか観ていない映画について語る時も、「本当に面白くて仕方がない」ことから、対談集『あの映画みた?』ができあがりました。
いい女、いやな女、食べもの、三角関係、いい男、老人、子供、ラブシーン・・・テーマ別に選んだ100作以上の映画について縦横無尽に語られるのを読んでいると、ふたりと一緒に映画についてお喋りをしているような気持ちになれるはず。
「ねえねえ、あれ観た?」から始まって話はいくらでも広がり、映画の話をしているはずが、いつのまにか自分たちの何かを語ってしまっていることもよくあるとか。
「デートで映画を観るのは危険だ」というのは江國香織さんの持論なのですが、「映画を観る」ことが人に及ぼすことのすばらしさ、楽しさ、おそろしさを、おふたりに改めてじっくりと語っていただける機会です。ぜひご参加下さい。
開催日時 | 2018年7月3日(火)19:00~20:30(開場18:30) |
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会場 | la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko 東京都新宿区矢来町67 (東京メトロ東西線神楽坂駅矢来口出てすぐ) |
問い合わせ先 | 新潮社ラカグ室 fax:03-3266-7185 E-mail:sokoinfo@shinchosha.co.jp |
URL | 詳細はこちらをご覧ください。 |
備考 | 〈チケット〉 ■2,000円/自由席 ■1,800円/自由席(神楽坂ブック倶楽部会員限定) ※トーク終了後、井上荒野さん、江國香織さんによる『あの映画みた?』のサイン会を行います。書籍は会場でも販売いたします。サイン会の対象となるのは上記の本のみです。また時間の都合上、サインはお1人様1冊とさせていただきます。あらかじめご了承ください。 ※ご購入いただいたチケットは理由の如何を問わず、取替・変更・キャンセルはできません。ご了承ください。 ※開場は開演の30分前です。 |
著者紹介
井上荒野イノウエ・アレノ
1961年東京生れ。成蹊大学文学部卒。1989年「わたしのヌレエフ」でフェミナ賞、2004年『潤一』で島清恋愛文学賞、2008年『切羽へ』で直木賞、2011年『そこへ行くな』で中央公論文芸賞、2016年『赤へ』で柴田錬三郎賞、2018年『その話は今日はやめておきましょう』で織田作之助賞を受賞。他の作品に『もう切るわ』『ひどい感じ 父・井上光晴』『夜を着る』『キャベツ炒めに捧ぐ』『リストランテ アモーレ』『あちらにいる鬼』『あたしたち、海へ』『そこにはいない男たちについて』『百合中毒』『生皮 あるセクシャルハラスメントの光景』『小説家の一日』などがある。
江國香織エクニ・カオリ
1964(昭和39)年東京生れ。1987年「草之丞の話」で「小さな童話」大賞、1989(平成元)年「409 ラドクリフ」でフェミナ賞、1992年『こうばしい日々』で坪田譲治文学賞、『きらきらひかる』で紫式部文学賞、1999年『ぼくの小鳥ちゃん』で路傍の石文学賞、2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞、2007年『がらくた』で島清恋愛文学賞、2010年『真昼なのに昏い部屋』で中央公論文芸賞、2012年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、2015年『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』で谷崎潤一郎賞を受賞した。近刊に『去年の雪』『川のある街』など。小説以外に、詩作や海外絵本の翻訳も手掛ける。