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いま注目の本! ルーシー・モード・モンゴメリ/著、村岡花子/訳『赤毛のアン』『アンの青春』『アンの愛情』



孤児院育ちのアンは、おしゃべりで想像力豊かな女の子。引き取られたグリン・ゲイブルズで、周りの人々に見守られながら成長していく――世界中で愛される不朽の名作「赤毛のアン」シリーズが、フレッシュなアニメ作品「アン・シャーリー」になりました。
アニメ化を手がけるのは、新海誠作品にも制作協力しているアンサー・スタジオ。いきいきとしたキャラクター、プリンス・エドワード島の豊かな自然を美しく魅力的に再現しています。アン役の井上ほの花さんをはじめ、声優の皆さんの演技もすばらしいのですが、注目はアンの隣人ハリソンを演じる爆笑問題の太田光さん! 「『赤毛のアン』は世界にとって最も重要な本だ」と言い切る原作の熱烈なファンなのです。
アニメは全24話で『赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―』『アンの青春―赤毛のアン・シリーズ2―』『アンの愛情―赤毛のアン・シリーズ3―』の3作を原作としています。少女のアンが大人になり真実の愛を知るまでを、アニメはテンポ良く、原作はじっくりと描きます。ぜひそれぞれの良さをお楽しみください。
著者紹介
ルーシー・モード・モンゴメリMontgomery,Lucy Maud
(1874-1942)カナダ、プリンス・エドワード島生れ。1歳9カ月で母と死別、祖父母に育てられ教師になったが、30歳で書き始めた『赤毛のアン』のシリーズが熱狂的な人気を呼んだ。美しい島の自然を背景に、アン・シリーズのほか、より自伝的なエミリーのシリーズなどの小説、詩集、日記を残し、国内外で多数の読者の心を捉えた。
村岡花子ムラオカ・ハナコ
(1893-1968)山梨県生れ。東洋英和女学院高等科卒。モンゴメリの作品のほか、『王子と乞食』(M・トゥェイン)『母の肖像』(P・バック)『少女パレアナ』(E・ポーター)などの翻訳が高く評価されている。子どもニュース番組の「ラジオのおばさん」としても親しまれた。