お知らせ

芸術新潮プレゼント【2】
「オランジュリー美術館 オルセー美術館 コレクションより 
ルノワール×セザンヌ―モダンを拓いた2人の巨匠」(東京)のチケット

芸術新潮 2025年5月号
今月のプレゼント【2】

「オランジュリー美術館 オルセー美術館 コレクションより ルノワール×セザンヌ―モダンを拓いた2人の巨匠」(東京)のチケットを2組4名様にプレゼント!

Image
ピエール=オーギュスト・ルノワール《ピエロ姿のクロード・ルノワール》 1909年 油彩、カンヴァス オランジュリー美術館蔵
© GrandPalaisRmn (musée de l'Orangerie) / Franck Raux / distributed by AMF
Image
ポール・セザンヌ《画家の息子の肖像》 1880年頃 油彩、カンヴァス オランジュリー美術館蔵
© GrandPalaisRmn (musée de l'Orangerie) / Franck Raux / distributed by AMF
Image
ピエール=オーギュスト・ルノワール《風景の中の裸婦》 1883年 油彩、カンヴァス オランジュリー美術館蔵
© GrandPalaisRmn (musée de l'Orangerie) / Franck Raux / distributed by AMF
Image
ポール・セザンヌ《3人の浴女》 1874~75年頃 油彩、カンヴァス オルセー美術館蔵
©GrandPalaisRmn (musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF
Image
ピエール=オーギュスト・ルノワール《花瓶の花》 1898年 油彩、カンヴァス オランジュリー美術館蔵
© GrandPalaisRmn (musée de l'Orangerie) / Franck Raux / distributed by AMF
Image
ポール・セザンヌ《青い花瓶》 1889~90年 油彩、カンヴァス オルセー美術館蔵
© Musée d'Orsay, Dist. GrandPalaisRmn / Patrice Schmidt / distributed by AMF

 パリのオランジュリー美術館およびオルセー美術館より、ルノワールとセザンヌを代表する約50点が集結する展覧会が5月29日から東京・三菱一号館美術館で開催される。本展はパリの近代美術の殿堂たるオランジュリー美術館がはじめてルノワールとセザンヌの2人に焦点を当てて構成したもので、2024年1月のミラノを皮切りに、マルティニ、香港を経て東京にやってくる世界巡回展だ。

 ピエール=オーギュスト・ルノワール(1841~1919)、ポール・セザンヌ(1839~1906)はともに1874年の第1回印象派展の出品メンバーで、最初の出会いは1860年代の初め頃。リモージュの職人の家庭に生まれたルノワールと、エクス=アン=プロヴァンスの資産家のもとに生まれたセザンヌは、出自は違えど、家族ぐるみの付き合いもあったとか。ともすると印象派の中心人物とみなされるルノワールは、実はモネやピサロらのような筆触分割による形の抽象化は目指しておらず、セザンヌのほうはもとより印象派の画家たちとは一歩引いたところで独自の形態表現を模索していた。ちなみにルノワールはセザンヌを高く評価し、セザンヌの名を世に知らしめることになる1895年のヴォラール画廊における個展では、ドガ、モネとともに作品を購入している。

 そんなふたりを古典とモダンの両方の様式に於ける先駆者と見なし、蒐集したのが、画商のポール・ギヨーム(1891~1934)である。ギヨームのコレクションは最終的にフランス政府が購入、現在はオランジュリー美術館に収蔵されており、今展出品作の大部分はギヨームに由来するものだという。人物、風景、静物など、2人の作品をときに対比させながら、改めてその独自性を確かめ、味わいたい。

以下の応募フォームにてご応募下さい。
チケットの発送をもって当選者の発表に代えさせていただきます。

プレゼント番号【2】
オランジュリー美術館 オルセー美術館 コレクションより
ルノワール×セザンヌ―
モダンを拓いた2人の巨匠

三菱一号館美術館(東京都千代田区)
[会期]5月29日~9月7日
[休館日]月曜日(ただし、6月30日、7月21日、7月28日、8月11日、8月25日、9月1日は開館)
[開館時間]10:00~18:00(祝日を除く金曜、第2水曜、8月の毎週土曜、9月1日~7日は20:00まで)※入館は閉館の30分前まで
[問合せ]050-5541-8600(ハローダイヤル)
[詳細] https://mimt.jp/ex/renoir-cezanne/
[応募締切]5月22日(木)

※展覧会の会期等は変更になる可能性があります。展覧会公式サイトで最新情報をご確認の上お出かけ下さい。

関連リンク

雑誌紹介