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芸術新潮プレゼント【2】
「アール・デコとモード 京都服飾文化研究財団(KCI)
コレクションを中心に」(東京)のチケット

芸術新潮 2025年9月号
今月のプレゼント【2】

「アール・デコとモード 京都服飾文化研究財団(KCI)コレクションを中心に」(東京)のチケットを2組4名様にプレゼント!

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ジャンヌ・ランバン イヴニング・ドレス 1920年代前半 京都服飾文化研究財団蔵 撮影:畠山崇
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ジャン・パトゥ イヴニング・ドレス(部分) 1927年 京都服飾文化研究財団蔵 
撮影:来田猛
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カルティエ製のフルーツサラダ・リング 1930年 国立西洋美術館蔵(橋本コレクション) 撮影:上野則宏
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ヒール 1925年頃 京都服飾文化研究財団蔵 撮影:広川泰士
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シャネル デイ・アンサンブル 1928年頃 京都服飾文化研究財団蔵 撮影:広川泰士
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ジャン・パトゥ ビーチウェア 1929年頃 京都服飾文化研究財団蔵 撮影:畠山崇

 1920年代、世界を席巻した装飾様式「アール・デコ」。その名は1925年にパリで開かれた通称「アール・デコ博覧会」に由来し、今年2025年はそこから100年の節目を迎える。

 アール・デコの幾何学的で直線的なデザイン、精緻な装飾は建築や工芸のみならず、モードの世界にも息づいた。ポール・ポワレ、ジャンヌ・ランバン、ガブリエル・シャネルらパリ屈指のクチュリエは、ウエストを締めつけないシンプルなシルエットや膝下丈のスカートを提案し、新時代のアクティヴで自由な女性たちの進出を後押しした。「アール・デコとモード」展は、そんなアール・デコとモードの関係を、西欧の服飾品を幅広く収蔵する京都服飾文化研究財団(KCI)のコレクションを中心に紹介するものである。

 たとえばジャン・パトゥによるイヴニング・ドレス。直線的なシルエットと繊細な装飾は、アール・デコの優雅さとモダンな感覚を併せ持ち、社交界を華やかに彩った。また、シャネルの軽やかな素材使いや実用性を備えたデザインは女性の自由なライフスタイルを象徴し、モードの価値観を刷新した。現代では当たり前となった小型で機能的なバッグや化粧品類が進化を遂げたのも、スポーツの普及によりスポーツウエアがモードの世界に進出したのもこの頃である。

 展示では、20世紀初頭の身体観の変化、アール・デコ博覧会の役割、クチュリエと芸術家の協働、女性クチュリエの活躍などの観点から、服飾、絵画、工芸品およそ310点を紹介。アール・デコが描いた美意識と、その現代性を体感したい。

以下の応募フォームにてご応募下さい。
チケットの発送をもって当選者の発表に代えさせていただきます。

プレゼント番号【2】
アール・デコとモード
京都服飾文化研究財団(KCI)コレクションを中心に

[会場]三菱一号館美術館(丸の内)
[会期]10月11日~2026年1月25日
[休館日]月曜日(ただし祝休日および10月27日、11月24日、12月29日、1月19日は開館)、12月31日、1月1日
[開館時間]10:00~18:00(1月2日を除く金曜日と会期最終週平日、第2水曜日は~20:00)※入館は閉館の30分前まで
[当日料金]一般2300円、大学生・専門学校生1300円、高校生1000円
[問合せ]050-5541-8600(ハローダイヤル)
[詳細] https://mimt.jp/ex/artdeco2025/
[応募締切]9月24日(水)

※展覧会の会期等は変更になる可能性があります。展覧会公式サイトで最新情報をご確認の上お出かけ下さい。

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