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小泉悠(聞き手:堤伸輔)「ロシアが、分かる ~内在的論理から読み解く“大国”~」

小泉悠(聞き手:堤伸輔)「ロシアが、分かる ~内在的論理から読み解く“大国”~」
北方領土を巡り、日本とロシアの接近が話題になっています。しかしその一方で、ロシアは北方領土における軍事力を強化するなど、厳しい情勢も続いています。また、世界に目を転じると、ロシアは2014年にはウクライナ、続く2015年にはシリアへ軍事介入を開始するなど、何かと注目を集めています。
日本から見ると、こうしたロシアの振る舞いには、なかなか理解しがたいところがあります。
ロシアは現在の世界を、そして自国をどのように見ているのか。彼らにとっての国益とは、不満とは、脅威とは何であるのか。彼らは“望ましい世界の姿”をどのように考えているのか。そして、今後どのような戦略で臨もうとしているのか……ロシアに存在する内在的論理を紐解きながら、「分かりにくい国」ロシアを、そしてプーチン大統領を読み解いていきたいと思います。
講師は、新進気鋭のロシア研究者として注目されている小泉悠さん。専門である軍事や安全保障の面からロシアを分析するとともに、外務省フェローとしてモスクワで暮らした経験を通じ、ロシア国の社会や国民性にも触れていただきます。
そして聞き手は、国際情報雑誌「フォーサイト」の元編集長で報道番組のコメンテーターも務める堤伸輔さん。お二人と共に、ロシアについての理解を深めていただける一夜です。
【小泉悠(こいずみ・ゆう)】
1982年千葉県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修了。民間企業勤務を経て、外務省専門分析員、ロシア科学アカデミー世界経済国際関係研究所客員研究員として2009年~2011年ロシアに滞在。現在は公益財団法人未来工学研究所で客員研究員を務める。専門はロシアの軍事・安全保障。主著に『軍事大国ロシア 新たな世界戦略と行動原理』『プーチンの国家戦略 岐路に立つ「強国」ロシア』。ロシア専門家としてメディア出演多数。
【堤伸輔(つつみ・しんすけ)】
1956年熊本県生まれ。東京大学文学部を卒業し新潮社に入社。「週刊新潮」を経て国際情報雑誌「フォーサイト」に。国際問題の取材・執筆にあたる。2004年から2009年まで同誌編集長。また、塩野七生著『ローマ人の物語』『ルネサンス著作集』や『ドナルド・キーン著作集』(全15巻予定)などの書籍編集を担当。報道番組のコメンテーターも務める。
開催日時 | 2017年4月18日(火)19:00〜20:30(受付開始18:30) |
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会場 | la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko 東京都新宿区矢来町67 (東京メトロ東西線神楽坂駅矢来口出てすぐ) |
問い合わせ先 | 新潮社ラカグ室 fax:03-3266-7185 E-mail:sokoinfo@shinchosha.co.jp |
備考 | ■チケット:2,000円(自由席) ※ロシアについての質問を募集します。お申し込み時にご記入ください。なお、時間の都合上、全ての質問にお答えできないことを予めご了承ください。 ※ご購入いただいたチケットは理由の如何を問わず、取替・変更・キャンセルはできません。ご了承ください。 ※開場は開演の30分前です。 |