あらすじ
登場人物
本の紹介
兄上、なぜ亡くなってしまったのですか? 愛しい千穂殿、あなたはいま何処に? 兄の後を受け留守居役となった〈平々々凡々々〉な新之介。湯水の如く金を使い、他藩や幕府の動向を探るのが役目、のはずだった。だが、困窮する弱小藩ゆえ、碌な仕事ができそうにない。そこに勃発した藩取りつぶしの一大事! どうする、新之介? 畠中〈新世界(ニュー・ワールド)〉誕生!


立ち読み

2011年3月22日発売/円(定価) 
著者の言葉
畠屋でございます。
地震の後の、ご挨拶となります。
被災された方々に、お見舞い申し上げます。また、心を痛めておいでの方々と共に、早くほっと出来る時が来てくれるよう、願っております。

この時に、初めての武家の話、『ちょちょら』が出ることになりました。
広い江戸城の中や、全国から大名達が集まってきた江戸の内で、武士達が繰り広げた一幕です。
武家の日常というものは、知っているような気がしていて、知らなかった事が多い世界でした。

お菓子やはるか遠い江戸の世界が、読んで下さった方々に、一時の楽しい時間をもたらしてくれることを、願っております。
震災後の今は、不安や心許ない気持ちが強くなる時です。ですからかえって、ゆっくり楽しめる時が必要だと思います。
畠屋当人も、未だ「地震が来ます。身を守って下さい」という緊急地震速報の言葉にびくりとしている現状ですが、何とかちゃんと仕事をし話しを書き進めてゆこうと日々粘っております。
著者紹介
畠中恵 ハタケナカ・メグミ

高知生まれ、名古屋育ち。名古屋造形芸術短期大学ビジュアルデザインコース・イラスト科卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。ほかに『ぬしさまへ』『ねこのばば』『おまけのこ』『うそうそ』『ちんぷんかん』『いっちばん』『ころころろ』『ゆんでめて』『やなりいなり』『ひなこまち』『たぶんねこ』『すえずえ』『なりたい』『おおあたり』『とるとだす』『むすびつき』『てんげんつう』『いちねんかん』『もういちど』『こいごころ』『いつまで』、ビジュアルストーリーブック『みぃつけた』(以上『しゃばけ』シリーズ、新潮社)、『ちょちょら』『けさくしゃ』(新潮社)、『猫君』(集英社)、『あしたの華姫』(KADOKAWA)、『御坊日々』(朝日新聞出版)、『忍びの副業(上)・(下)』(講談社)、『おやごころ』(文藝春秋)、エッセイ集『つくも神さん、お茶ください』(新潮社)などの著作がある。

畠中恵「しゃばけ」新潮社公式サイト
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