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雲南料理を食べてみました

梅雨ですね~。鬱陶しい天気が続きますね。こういう時は、僕僕先生シリーズの爽やかさを楽しむのが一番です。


というわけで先日、仁木・三木両先生とワタクシN、そして小説新潮の新担当HとデザイナーのTさんという、Tさんを除けばおっさんばかりの爽やかでもなんでもない一団で、『先生の隠しごと』の打ち上げをやりました。


打ち上げのお店は、東京は中野坂上にある雲南料理レストラン「過橋米線」。
なんで雲南料理なんだ、ですって?
それはですね、実は『先生の隠しごと』で僕僕一行が活躍するのは中国の南西部、雲南地方という設定だからなのですよ。
(はい。「僕僕てくてくマップ」がまだ更新されていません。申し訳ありませんが、もう少々お待ちください……。)


雲南地方の名物料理と言えば、お店の名前にもなっている“過橋米線”が有名です。
科挙に向けて猛勉強を続けていた夫に熱々の食事をとってもらおうと、奥さんが工夫を凝らして誕生したという言い伝えがあるこの料理、“米線(ミーシェン)”と呼ばれる米の麺を鶏と豚のコクが絶妙のスープとともに食します。米線を入れるスープの表面を薫り高い鶏の脂が覆っていて、これで熱々状態が保たれるという仕組み。

激美味……。食べると、こんな顔になっちゃいます。

ほかにも“老江湖豆腐”とか“千張肉”とか、美味かったな。雲南って激辛なんだろうと想像していたら、辛くないメニューも多かったです。


僕僕先生シリーズには、中国各地の料理がかなりしばしば出てきますので(王弁くんが作ったり、先生がそれにケチをつけたりね)、三木先生とデザイナーTさんは今後のためにしっかり観察。
その傍らで、仁木さんとN、Hは「じゃあじゃあじゃあ、バッファローマンの顔、書いてみろよー」「なにそれ、すごい下手。すでに絵とは言えないし」……みたいな意味不明の酔っ払いと化したのでありました。


バッファローマンって、「キン肉マン」のあのキャラです。
酔っ払いどもの激下手イラストを見ていた三木画伯が、「キン肉マンって、こんな顔でしたっけ?」なんて言いながら紙ナプキンにサラサラッと描いたのがまた上手で、さすがプロは違うわって思ったり。


で、これは仁木さんの力作、あるベストセラー作家さんの似顔絵。
いったいこれは、誰なんだか。笑


2011年6月10日