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ねじまき鳥クロニクル―第2部 予言する鳥編―

村上春樹/著

935円(税込)

発売日:1997/09/30

  • 文庫
  • 電子書籍あり

現代日本を物語の建物につめこんだ、最も野心的な試み。魅力的だ。(Washington Post Book World)

「今はまちがった時間です。あなたは今ここにいてはいけないのです」しかし綿谷ノボルによってもたらされた深い切り傷のような痛みが僕を追いたてた。僕は手をのばして彼を押し退けた。「あなたのためです」と顔のない男は僕の背後から言った。「そこから先に進むと、もうあとに戻ることはできません。それでもいいのですか?」(本文より)

  • 受賞
    第47回 読売文学賞 小説賞
  • 舞台化
    舞台「ねじまき鳥クロニクル」(2023年11月公演)
  • 舞台化
    ねじまき鳥クロニクル(2020年2月公演)

書誌情報

読み仮名 ネジマキドリクロニクルダイニブヨゲンスルトリヘン
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 432ページ
ISBN 978-4-10-100142-5
C-CODE 0193
整理番号 む-5-12
ジャンル 文芸作品
定価 935円
電子書籍 価格 825円
電子書籍 配信開始日 2020/12/18

著者プロフィール

村上春樹

ムラカミ・ハルキ

1949(昭和24)年、京都市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。1979年『風の歌を聴け』(群像新人文学賞)でデビュー。主な長編小説に、『羊をめぐる冒険』(野間文芸新人賞)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞)、『ノルウェイの森』、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『スプートニクの恋人』、『海辺のカフカ』、『アフターダーク』、『1Q84』(毎日出版文化賞)、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』、『騎士団長殺し』、『街とその不確かな壁』などがある。『螢・納屋を焼く・その他の短編』、『神の子どもたちはみな踊る』、『東京奇譚集』などの短編小説集、エッセイ集、翻訳書など著書多数。2006(平成18)フランツ・カフカ賞、オコナー国際短編賞、2009年エルサレム賞、2011年カタルーニャ国際賞、2016年アンデルセン文学賞、2022(令和4)年チノ・デルドゥカ世界賞を受賞。

村上春樹 Haruki Murakami 新潮社公式サイト

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