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村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―

村上春樹/文 、大橋歩/画

649円(税込)

発売日:2013/11/28

  • 文庫
  • 電子書籍あり

なるほど、やっぱり、村上春樹。雑誌anan連載の人気エッセイ「村上ラヂオ」シリーズが帰ってきた――。

なぜ、アボカドはむずかしい? 究極のジョギング・コースってどこだろう。アザラシのくちづけの味、ギリシャの幽霊、ロシアと日本のかぶをめぐる昔話の違い……etc。小説家の抽斗(ひきだし)から飛び出す愉しいエピソードの数々。長編小説『1Q84』刊行後、雑誌「アンアン」に連載された人気エッセイ・シリーズ52編を収録する。『おおきなかぶ、むずかしいアボカド―村上ラヂオ2―』改題。

目次
十年ぶりに戻ってきて 村上春樹

野菜の気持ち
ハンバーガー
ローマ市に感謝しなくては
パーティーが苦手
体型について
エッセイはむずかしい
医師なき国境団
ホテルの金魚
アンガー・マネージメント
シーザーズ・サラダ
いわゆるミート・グッドバイ
オリンピックはつまらない?
右か左か
究極のジョギング・コース
夢を見る必要がない
手紙が書けない
オフィス・アワー
無考えなこびと
やあ暗闇、僕の旧友
三十歳を過ぎたやつら
オキーフのパイナップル
まるで豹のように
もうやめちまおうか
悪魔と青く深い海のあいだで
タクシーの屋根とか
ちょうどいい
新聞ってなに?
コミュニケーションが必要なんだ
月夜のキツネ
太宰治は好きですか?
他人のセックスを笑えない
本が好きだった
携帯電話とか、栓抜きとか
キャラメル・マキアートのトール
おいしいカクテルの作り方
あざらしのくちづけ
うなぎ屋の猫
ガラスの家に住む人は
ギリシャの幽霊
お一人様の牡蠣フライ
自由で孤独で、実用的ではない
おおきなかぶ
こっちのドアから入ってきて
アボカドはむずかしい
スーツを着なくちゃな
並外れた頭脳
『スキタイ組曲』知ってますか?
決闘とサクランボ
カラスに挑む子猫
男性作家と女性作家
ジューン・ムーン・ソング
ベネチアの小泉今日子
挿絵をさせてもらって 大橋歩
文庫版あとがき 大橋歩

書誌情報

読み仮名 ムラカミラヂオ2オオキナカブムズカシイアボカド
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 224ページ
ISBN 978-4-10-100165-4
C-CODE 0195
整理番号 む-5-33
ジャンル エッセー・随筆
定価 649円
電子書籍 価格 539円
電子書籍 配信開始日 2020/07/03

著者プロフィール

村上春樹

ムラカミ・ハルキ

1949年京都生れ。『風の歌を聴け』でデビュー。『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ねじまき鳥クロニクル』『アフターダーク』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』などの長編小説、『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』などの短編小説集がある。『レイモンド・カーヴァー全集』、J.D.サリンジャー『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『フラニーとズーイ』、トルーマン・カポーティ『ティファニーで朝食を』、ジェフ・ダイヤー『バット・ビューティフル』など訳書多数。

村上春樹 Haruki Murakami 新潮社公式サイト

大橋歩

オオハシ・アユミ

三重県生れ。多摩美術大学油絵科在学中より、雑誌にイラストを発表。1964(昭和39)年、「平凡パンチ」の表紙でデビュー、7年半に亘って同誌の表紙を担当した。以降、雑誌・広告のほか、『これはおひさま』など、書籍の挿画も多く手がける。現在はエッセイなどの仕事も多い。『今日のわたし』、『テーブルの上のしあわせ』、『早くお家に帰りたい』などの著書がある。

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