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伊勢大名の関ヶ原

近衛龍春/著

781円(税込)

発売日:2025/09/29

  • 文庫
  • 電子書籍あり

男装の〈姫武者〉が疾駆する! 毛利・吉川の大軍と戦った異色の武将富田信高を描く。

戦国武将富田信高が移封させられた伊勢国。そこはしたたかな商人や地侍が根を張る、一筋縄でいかぬ土地。信高は穏やかな気性と慧眼で治世を進め、領民の声を聞き、新田開発に乗り出し、胆力のある蓼姫も娶った。だが時は大乱前夜。城に迫りくる毛利・吉川の大軍に対峙するのは、挙国一致の富田勢。孤軍奮闘する信高の前に、馬上の「若武者」が現れた。異色な大名と知られざる夫婦の戦を描く傑作。

目次

序章 静寂のなかで
第一章 異国攻めの矛盾
第二章 謀の中の加増
第三章 安濃津入国
第四章 嫁を娶りて
第五章 家督相続
第六章 東西分裂
第七章 戦雲、安濃津へ
第八章 激戦
最終章 戦後の富田

参考文献

書誌情報

読み仮名 イセダイミョウノセキガハラ
シリーズ名 新潮文庫
装幀 山本祥子/カバー装画、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 384ページ
ISBN 978-4-10-100454-9
C-CODE 0193
整理番号 こ-66-4
ジャンル 文学・評論
定価 781円
電子書籍 価格 781円
電子書籍 配信開始日 2025/09/29

著者プロフィール

近衛龍春

コノエ・タツハル

1964(昭和39)年生れ。大学卒業後、オートバイレースに没頭。通信会社勤務、フリーライターを経て『時空の覇王』でデビュー。著書に、『九十三歳の関ヶ原 弓大将大島光義』『忍びたちの本能寺』『家康の女軍師』『伊達の企て』『長宗我部 最後の戦い』『裏切りの関ヶ原』『毛利は残った』『上杉三郎景虎』『南部は沈まず』『島津豊久 忠義の闘将』などがある。丹念に史実を掘り起し、物語に仕上げる手腕が高く評価されている。

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