
火のないところに煙は
693円(税込)
発売日:2021/06/24
- 文庫
- 電子書籍あり
この恐怖、どこまでもついてくる。最注目の作家が放つ、ミステリ×実話怪談!
「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」突然の依頼に、作家の〈私〉は驚愕する。心に封印し続けた悲劇は、まさにその地で起こったのだ。私は迷いつつも、真実を求めて執筆するが……。評判の占い師、悪夢が憑く家、鏡に映る見知らぬ子。怪異が怪異を呼びながら、謎と恐怖が絡み合い、直視できない真相へとひた走る。読み終えたとき、それはもはや他人事ではない。ミステリと実話怪談の奇跡的融合。
第二話 お祓いを頼む女
第三話 妄言
第四話 助けてって言ったのに
第五話 誰かの怪異
最終話 禁忌
解説 千街晶之
書誌情報
読み仮名 | ヒノナイトコロニケムリハ |
---|---|
シリーズ名 | 新潮文庫 |
装幀 | 広瀬達郎(新潮社写真部)/カバー撮影、新潮社装幀室/デザイン |
雑誌から生まれた本 | 小説新潮から生まれた本 |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
ISBN | 978-4-10-101432-6 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | あ-97-2 |
ジャンル | 文学・評論 |
定価 | 693円 |
電子書籍 価格 | 649円 |
電子書籍 配信開始日 | 2021/06/24 |
オリジナル缶バッチを抽選で100名様にプレゼント! ミステリ×実話怪談の衝撃作『火のないところに煙は』文庫化記念 感想ツイート大募集!!

本屋大賞&山本周五郎賞ノミネート、静岡書店大賞受賞、芦沢央さんの飛躍作となった『火のないところに煙は』がついに文庫化!
「読む手が震えて止まらない」「この恐怖、一生モノ」と多くの人を震撼させた本作の感想ツイート募集キャンペーンを開催します。
6月22日(火)から7月23日(金)までの期間中、Twitterでハッシュタグ「#火のない感想」を付けて感想をつぶやいてくださった方の中から100名様に、芦沢央さん書下ろしイラストの【ようちゃん缶バッチ 火のないところに煙はVer.】をプレゼントいたします。
みなさまのご参加、心よりお待ちしております!
応募方法
(1)『神の悪手』(芦沢央)公式/新潮社 Twitterアカウント(@hinonaikoushiki)をフォロー。
(2)作品の感想をハッシュタグ#火のない感想 と一緒につぶやいて応募完了。
(3) 当選者には担当者からDM(ダイレクトメッセージ)が届きますので、ご送付先をご連絡くださいませ。
応募期間
2021年6月22日(火)〜2021年7月23日(金)23:59
ご連絡
応募条件を満たしたツイートをしてくださった方の中から100名様に、オリジナル缶バッチを贈呈します。当選者にはTwitterのアカウントへ公式アカウントよりDM(ダイレクトメッセージ)をさせていただきます。
個人情報の取り扱いについて
・お預かりした個人情報は株式会社新潮社が厳重に管理し、賞品の発送以外の目的で利用することはありません。
・法令により適用を除外されている場合を除き、原則として事前に同意を得ずに第三者に提供することはありません。
ご注意事項
本条件に予めご同意いただいた上でご参加ください。
・キャンペーン期間中に、ハッシュタグ「#火のない感想」を付けて感想をつぶやいてくださった方の中から100名様に【ようちゃん缶バッチ 火のないところに煙はVer.】をプレゼントさせていただきます。
・当選賞品の発送は、2021年9月中旬を予定しております。担当者がハッシュタグを検索して応募を確認いたしますので、ハッシュタグをお間違えないようにご注意ください。
・応募は、上記期間中のツイートに限らせていただきます。
・応募は、おひとり様何回投稿していただいても結構です。ただし、当選はおひとり1個までとなります。
・当選された方には、担当者からDM(ダイレクトメッセージ)を送らせていただきます。
・当選賞品の発送は、送付先をDMでご連絡いただいた方に限らせていただきます。
・当選賞品の発送は日本国内に限らせていただきます。
・ご感想は、Twitterや広告、販促物など書籍プロモーションに無償で使用させていただく場合があります。
・「『神の悪手』(芦沢央)公式/新潮社」ツイッターアカウント(@hinonaikoushiki)を必ずフォローしてください。
・投稿の非公開設定をON にされている方は、応募対象外になりますのでご注意ください。
・投稿を削除、もしくは公式アカウントのフォローを外した場合も応募が無効となります。
・応募で使用するTwitterアプリの設定や使い方については、各アプリ提供会社にお問い合わせください。
・Twitterをご利用の際は、規約を遵守してください。
・弊社のやむを得ない都合により、応募期間や当選賞品の内容が変更となる場合がございます。
・応募内容に不備があった場合は応募の対象外となります。
・当選賞品を、交換したり現金に変えることはしないでください。
・住所の記載間違いで配送できない場合や、受け取りをされなかった方は、当選賞品受け取りを放棄したとみなし、無効とさせていただきます。
・本キャンペーンは新潮社による提供です。Twitter社が関与するものではありません。
・応募いただいた内容などの個別のお問い合わせにはお答えできませんのでご了承ください。
プロモーションムービー
担当編集者のひとこと
残暑も一気に冷え凍る、今年No.1の納涼本の登場です。
「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」
突然の依頼に、作家の〈私〉は驚愕し、戸惑います。心に封印し続けた過去の悲劇は、まさにその場所で起こった――。〈私〉は迷いつつも、真実を求め執筆を始めます。
毎冬のミステリ・ランキングはもはや常連、本屋大賞や直木賞にもノミネートされ、いま最も注目される作家・芦沢央さんの文庫最新作は、実話怪談とミステリのハイブリッド。「これってもしかして、芦沢さんの身に本当に起こったこと……?」と思わずにはいられない臨場感と恐怖をお約束します。
評判の占い師、悪夢が憑く家、鏡に映る見知らぬ子。怪異が次なる怪異を呼び、恐怖と謎が徐々に増してゆきます。「読むのが怖い」と「読まずにいられない」のあいだを揺れ動きながらページをめくると、やがて衝撃の結末が――。
「怖さ」に徹底的にこだわった本書、中身だけでなく実はカバーまで怖いのです! カバーの裏側にはスピンオフ掌編を掲載(初回限定特典なのでぜひお早めに)。また、「あらすじ」が記されているカバー後ろ側の「赤い染み」にもご注目ください。よくよく目を凝らすと、そこには……。本編とあわせてお楽しみ(?)いただけましたら幸いです。(文庫出版部・HM)
2021/08/27
著者プロフィール
芦沢央
アシザワ・ヨウ
1984(昭和59)年、東京生れ。千葉大学文学部卒業。2012(平成24)年『罪の余白』で野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。2018年『火のないところに煙は』で静岡書店大賞、2021(令和3)年『神の悪手』でほん夕メ文学賞(たくみ部門)、2022年、同書で将棋ペンクラブ大賞優秀賞(文芸部門)、2023年『夜の道標』で日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞。ほかの著書に『許されようとは思いません』『汚れた手をそこで拭かない』などがある。