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太宰治、織田作之助……。文学的盟友の死に、安吾は何を想う。人気絶頂期の評論9編。

不良少年とキリスト

坂口安吾/著

529円(税込)

本の仕様

発売日:2019/06/01

読み仮名 フリョウショウネントキリスト
装幀 平野甲賀/カバー装幀
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-102404-2
C-CODE 0195
整理番号 さ-2-4
ジャンル 文学・評論
定価 529円

1948年6月13日、太宰治が情死する。逸早く知らせを受けた安吾は、その死に何を見たか。太宰論から文明論に到る圧巻の「不良少年とキリスト」。もうひとりの文学的盟友、織田作之助の喪われた才能を惜しむ「大阪の反逆」。戦後の日本に衝撃を与えた「堕落論」で時代の寵児となった著者絶頂期の、色褪せることのない評論 9 編。二つの「無頼派座談会」と文庫初となる掌篇小説「復員」を特別収録。

著者プロフィール

坂口安吾 サカグチ・アンゴ

(1906-1955)新潟市生れ。1919(大正8)年県立新潟中学校に入学。1922年、東京の私立豊山中学校に編入。1926年東洋大学文学部印度哲学倫理学科に入学。アテネ・フランセに通い、ヴォルテールなどを愛読。1930(昭和5)年同校卒業後、同人誌「言葉」を創刊。1931年に「青い馬」に発表した短編「風博士」が牧野信一に激賞され、新進作家として認められる。少年時代から探偵小説を愛好し、戦争中は仲間と犯人当てに興じた。戦後、『堕落論』『白痴』などで新文学の旗手として脚光を浴びる。

目次

復員【掌篇小説】
恋愛論
欲望について――プレヴォとラクロ
二合五勺に関する愛国的考察
詐欺の性格
ヤミ論語
敬語論
呉清源論
座談会 現代小説を語る
坂口安吾・太宰治・織田作之助・平野謙
座談会 歓楽極まりて哀情多し
太宰治・坂口安吾・織田作之助
大阪の反逆――織田作之助の死
不良少年とキリスト【追悼 太宰治】
口絵の写真について 林義勝
解説 荻野アンナ

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