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行きつけの店

山口瞳/著

825円(税込)

発売日:2000/01/01

書誌情報

読み仮名 イキツケノミセ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-111129-2
C-CODE 0195
整理番号 や-7-29
ジャンル エッセー・随筆、評論・文学研究、文学賞受賞作家、ノンフィクション、ビジネス・経済
定価 825円

行きつけの店は、文化である。少々敷居は高くとも一度は訪ねてみたい、あの旅館、この酒場――。

小樽、金沢、由布院、倉敷、銀座、浅草……津々浦々に「行きつけの店」はある。もちろん、地元・国立の店も。しかし、著者が愛したのは、名店の味だけではない。それは、店の雰囲気であり、従業員の気働きであり、女将や主人の人柄である。「行きつけの店」を持つためには、なによりも人間がわからなくてはいけない。店とのつきあい方に学ぶ、山口ブンガクの極上のエッセンス。

目次
銀座    鉢巻岡田の鮟鱇鍋
祗園    サンボアのマテニー
浅草    並木の藪の鴨なんばん
由布院   亀の井別荘のボイルドビーフ
銀座    クール、古川さんのハイボール
国立    ロージナ茶房の日替りコーヒー
柳橋    亀清樓の鮎の煮びたし
九段下   寿司政のシンコ
横浜    ホテル・ニューグランドのローストビーフ
金沢    つる幸の鰯の摘入れ
築地    ふく源のふぐさし、ふぐちり、ふぐ雑炊
お茶の水  山の上ホテルの天ぷらとステーキ
金沢片町  倫敦屋のジントニック
長崎    とら寿しの鰺の握り
函館    冨茂登の烏賊の糸造り
小樽    海陽亭の湯豆腐
横浜住吉町 八十八の鰻丼
祗園    山ふくの雑ぜ御飯
松江    皆美館の鯛めし
倉敷    千里十里庵の焼き蟹
下北沢   小笹寿しの焙った穴子
天橋立   文珠荘別館の蟹会席
国立    谷保の文蔵のモツ焼キ
      時の移ろい(あとがき)
解説 重松清
本文写真 福井鉄也

著者プロフィール

山口瞳

ヤマグチ・ヒトミ

1926(大正15)年、東京生れ。鎌倉アカデミアに入学。出版社勤務を経て、1958(昭和33)年寿屋(現サントリー)宣伝部に入り、「洋酒天国」の編集者・コピーライターとして活躍する。1962年『江分利満氏の優雅な生活』で直木賞受賞。1979年には『血族』で菊池寛賞を受賞する。1963年「週刊新潮」で始まった「男性自身」は、31年間1614回に及ぶ。シリーズ最終巻は『江分利満氏の優雅なサヨナラ』。1995(平成7)年8月永眠。

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