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役者廃業・三婆

有吉佐和子/著

781円(税込)

発売日:2026/05/28

  • 文庫
  • 電子書籍あり

昭和に没した著者の透徹した視点は、古びることなく人間の性を照らし出す。

有吉さん、あなた小説を書いていなさるんですってねぇ──冬の夜に訪れた鮨屋の職人が語りはじめた、或る天才歌舞伎役者の人生「役者廃業」。金満老人が急死し、残された本妻・妾・小姑の駆け引きと、老いへの恐怖を映し出す「三婆」。攘夷女郎に祭りあげられた華魁・亀遊を描き、戯曲化もした「亀遊の死」。原爆のえぐる傷を克明に刻む「なま酔い」。若き日の著者の才能が輝きを放つ短篇集。『三婆』改題。

書誌情報

読み仮名 ヤクシャハイギョウサンババ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 384ページ
ISBN 978-4-10-113224-2
C-CODE 0193
整理番号 あ-5-11
ジャンル 文芸作品
定価 781円
電子書籍 価格 781円
電子書籍 配信開始日 2026/05/28

著者プロフィール

有吉佐和子

アリヨシ・サワコ

(1931-1984)和歌山生れ。東京女子大短大卒。1956(昭和31)年「地唄」が芥川賞候補となり文壇に登場。代表作に、紀州を舞台にした年代記『紀ノ川』『有田川』『日高川』の三部作、一外科医のために献身する嫁姑の葛藤を描く『華岡青洲の妻』(女流文学賞)、老年問題の先鞭をつけた『恍惚の人』、公害問題を取り上げて世評を博した『複合汚染』など。理知的な視点と旺盛な好奇心で多彩な小説世界を開花させた。

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