ホーム > 書籍詳細:よみがえる力は、どこに

よみがえる力は、どこに

城山三郎/著

539円(税込)

発売日:2017/03/01

  • 文庫
  • 電子書籍あり

没後十年。「負けない人間」の姿を語り、人がよみがえる力を語る希望に満ちた一冊。

困難な時代を生き、人生の真実を見つめ続けた著者の白熱の講演「よみがえる力は、どこに」。企業や人間がよみがえるとはどういうことか。魅力ある老年とは。自分だけの時計、軟着陸をしない人生とは。報われなくても負けない人間の姿を語る言葉が熱く響く。他に、亡き妻への愛惜あふれる遺稿、作家吉村昭氏との円熟の対談集を収録。困難に直面しているすべての人へ贈る感動のメッセージ。

目次
よみがえる力は、どこに
1 魅力ある人間の育て方
2 ふたりの若き兵士たちヤング・ソルジャーズ
3 人を喜ばせるためなら
4 自分だけの時計を持て
5 一日仕事をしないと、自分に見放される
6 軟着陸をしない人生
7 人間は負けるように造られていない
8 一期は夢よ ただ狂へ
君のいない一日が、また始まる
――「そうか、もう君はいないのか」補遺
同い歳の戦友と語る 吉村昭氏との対話集成
あの戦争とこの半世紀の日本人
語りつぐべきもの――藤沢周平さんのことなど
きみの流儀、ぼくの流儀
解説 江上剛

書誌情報

読み仮名 ヨミガエルチカラハドコニ
シリーズ名 新潮文庫
装幀 新潮社写真部/カバー写真、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 240ページ
ISBN 978-4-10-113338-6
C-CODE 0195
整理番号 し-7-37
ジャンル 文学賞受賞作家
定価 539円
電子書籍 価格 539円
電子書籍 配信開始日 2017/08/18

著者プロフィール

城山三郎

シロヤマ・サブロウ

(1927-2007)名古屋生れ。海軍特別幹部練習生として終戦を迎える。一橋大学を卒業後、愛知学芸大に奉職し、景気論等を担当。1957(昭和32)年、『輸出』で文学界新人賞を、翌年『総会屋錦城』で直木賞を受賞し、経済小説の開拓者となる。吉川英治文学賞、毎日出版文化賞を受賞した『落日燃ゆ』の他、『男子の本懐』『官僚たちの夏』『秀吉と武吉』『もう、きみには頼まない』『指揮官たちの特攻』等、多彩な作品群は幅広い読者を持つ。2002(平成14)年、経済小説の分野を確立した業績で朝日賞を受賞。

この本へのご意見・ご感想をお待ちしております。

感想を送る

新刊お知らせメール

城山三郎
登録
文学賞受賞作家
登録

書籍の分類