宮本武蔵(七)
693円(税込)
発売日:2013/07/29
- 文庫
小次郎奮い立つ。再会を焦がれるそれぞれの剣の道。話題沸騰!
単なる知識など生死の局面では役立たぬ。伊織を連れ訪れた秩父の三峰神社で、十年来の恨みを鬱積させた宍戸梅軒、祇園藤次、お甲に出くわす武蔵。怨憎込めた鎖鎌を繰り出す梅軒相手に窮地に追い込まれたとき、予期せぬ味方が現れる。からがら難を逃れた武蔵だったが、宝蔵荒らしと間違えられ捕縛されてしまい……。その頃小次郎は、武蔵との決戦のときを静かに待っていた──。剣を惑わす大望、欲、迷い。己の道、深淵捉える第七巻。
目次
二天の巻(つづき)
円明の巻
円明の巻
巻末付録「武蔵を掘る」
書誌情報
読み仮名 | ミヤモトムサシ07 |
---|---|
シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 544ページ |
ISBN | 978-4-10-115467-1 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | よ-3-17 |
ジャンル | 歴史・時代小説 |
定価 | 693円 |
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著者プロフィール
吉川英治
ヨシカワ・エイジ
(1892-1962)神奈川県生まれ。船具工、記者などさまざまな職業を経て作家活動に入る。国民文学作家と親しまれ、1960(昭和35)年文化勲章受章。『三国志』『宮本武蔵』『新・平家物語』『私本太平記』など、その著作は200を越える。
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