ホーム > 書籍詳細:無常という力―「方丈記」に学ぶ心の在り方―

無常という力―「方丈記」に学ぶ心の在り方―

玄侑宗久/著

440円(税込)

発売日:2014/07/01

書誌情報

読み仮名 ムジョウトイウチカラホウジョウキニマナブココロノアリカタ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-116656-8
C-CODE 0195
整理番号 け-2-6
ジャンル 古典、文学賞受賞作家
定価 440円

何が起ころうと悩まない。決めつけない。すべてを受け容れ、揺らぎつづける――。「方丈記」原文と現代語訳(玄侑宗久監訳)付。

無常の力とは何か、風流とは何か。八百年前、飢饉・大火・大地震など幾多の天災に遭い、荒廃する人心を目にし、人生の不運をかこちながらも、方丈の庵を結んで心を清め、「無常の世」を綴った鴨長明。福島県三春町で僧侶として暮らし、禍いに満ちた現代と東日本大震災後の「フクシマ」の現実と向き合う作家が、『方丈記』の真髄に迫り、しなやかに生きる智慧と覚悟を深く静かに説く。

目次
はじめに 震災後に読む「方丈記」
無常という力
1 無常を生きる
2 天災と人災の果てに
3 人はこの世に仮住まいをしている
4 「賢き御世」でない時代
5 数えきれない死体の中で
6 大地震で人間は変わったか?
7 どこに住めばいいのだろう
8 五畳あまりの小世界
9 ものうしとても、心を動かす事なし
10 揺らぎつづけろ
11 手作りの、小さな自治のために
方丈記関係地図
玄侑宗久監訳「方丈記」現代語版
鴨長明「方丈記」原文
むすびに代えて 無常なるフクシマの未来へ
文庫版のためのあとがき 玄侑宗久
参考文献
動きと揺らぎと(解説) 福岡伸一

著者プロフィール

玄侑宗久

ゲンユウ・ソウキュウ

1956(昭和31)年、福島県三春町生れ。慶應義塾大学中国文学科卒。様々な仕事を経験した後、京都の天龍寺専門道場で修行。現在は臨済宗妙心寺派の福聚寺住職。デビュー作「水の舳先」が芥川賞候補となり、2001(平成13)年、「中陰の花」で芥川賞を受賞。著書に小説として『アブラクサスの祭』『化蝶散華』『御開帳綺譚』『アミターバ−無量光明』『リーラ 神の庭の遊戯』『龍の棲む家』『テルちゃん』『阿修羅』『四雁川流景』『光の山』など。他に『私だけの仏教』『まわりみち極楽論』『禅的生活』『多生の縁』『釈迦に説法』『禅語遊心』『現代語訳 般若心経』『禅のいろは』『荘子と遊ぶ』『無常という力』などがある。

玄侑宗久公式サイト (外部リンク)

判型違い(単行本)

この本へのご意見・ご感想をお待ちしております。

感想を送る

新刊お知らせメール

玄侑宗久
登録
古典
登録
文学賞受賞作家
登録

書籍の分類