
花と火の帝〔上〕
935円(税込)
発売日:2024/11/28
- 文庫
- 電子書籍あり
道々の輩が帝をお守りする。隆慶一郎が描く泰平の世の裏で繰り広げられた呪力の戦い!
武力と財力を笠に着て、天皇家を揺さぶる家康と秀忠。狡猾な幕府から帝の立場をお守りするため、謎の隠密集団・八瀬童子が凄まじい武と呪の力を解き放つ。「岩介、八瀬の鬼をあてにしているぞ」若き後水尾天皇は、自らの皇位を賭けて幕府と事を構えると肚を決めた。殺しを禁じられた兵なき朝廷に闘いの道はあるのか……。忍びの者と帝の友情をありありと描き上げた、隆慶一郎の伝奇小説!
目次
騒乱
官女密通
御譲位
和子入内
書誌情報
読み仮名 | ハナトヒノミカド1 |
---|---|
シリーズ名 | 新潮文庫 |
装幀 | ヤマモトマサアキ/カバー装画、新潮社装幀室/デザイン |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 528ページ |
ISBN | 978-4-10-117423-5 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | り-2-13 |
ジャンル | 歴史・時代小説 |
定価 | 935円 |
電子書籍 価格 | 935円 |
電子書籍 配信開始日 | 2024/11/28 |
著者プロフィール
隆慶一郎
リュウ・ケイイチロウ
(1923-1989)東京生れ。東大文学部仏文科卒。在学中、辰野隆、小林秀雄に師事する。編集者を経て、大学で仏語教師を勤める。中央大学助教授を辞任後、本名・池田一朗名で脚本家として活躍。映画「にあんちゃん」の脚本でシナリオ作家協会賞受賞。1984(昭和59)年、『吉原御免状』で作家デビュー。1989(平成元)年には『一夢庵風流記』で柴田錬三郎賞を受賞。時代小説界に一時代を画すが、わずか5年の作家活動で急逝。
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