黄昏―たそがれ―
869円(税込)
発売日:2014/03/28
- 文庫
何度も読んだ。何度読んでも倦きない。2人の対話に割り込みたくなる。――和田誠
伸坊さんとイトイさん、1歳違いの昔馴染みが出かけた小旅行。春雨に煙る鎌倉を発ち、初秋の日光、イーハトーブの花巻へとめぐる。行き交う話題は、驚くべき蛸の能力や、迦葉山の天狗の気持ち、治療師のボスが呟く言葉の謎……とりとめもなく魅惑的で、行く先々に笑いの花が咲き誇る。面白いオトナふたりのめくるめく無駄話。「ほぼ日刊イトイ新聞」が生んだ素晴らしき雑談紀行。
目次
鎌倉編 二〇〇八年四月八日
日光編 二〇〇八年九月七日
東北編 二〇〇八年九月八~九日
東京編 二〇〇九年七月十三日
日光編 二〇〇八年九月七日
東北編 二〇〇八年九月八~九日
東京編 二〇〇九年七月十三日
あとがき 黄昏いろいろ 赤瀬川原平
書誌情報
読み仮名 | タソガレ |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 448ページ |
ISBN | 978-4-10-118317-6 |
C-CODE | 0195 |
整理番号 | い-36-6 |
ジャンル | エッセー・随筆、歴史・地理・旅行記 |
定価 | 869円 |
著者プロフィール
南伸坊
ミナミ・シンボウ
1947(昭和22)年、東京生れ。漫画雑誌「ガロ」の編集長を7年間務める。1980年からフリーのイラストレーター、エッセイストとして活動を開始。路上観察学会の結成に参画するなど旺盛な好奇心を持つ。著書に『大人の科学』『仙人の壺』『本人の人々』など。
糸井重里
イトイ・シゲサト
1948(昭和23)年、群馬県生れ。コピーライター。「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰。広告、作詞、文筆、ゲーム制作など多彩な分野で活躍。著書に『ぼくの好きなコロッケ。』『ボールのようなことば。』『海馬』(池谷裕二との共著)『黄昏』(南伸坊との共著)『知ろうとすること。』(早野龍五との共著)ほか多数。
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