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娘の味―残るは食欲―

阿川佐和子/著

539円(税込)

発売日:2015/10/28

  • 文庫

父の大好物、オックステイルシチュウに娘も挑戦。自制心を失う日々を綴る食エッセイ。

母特製のオックステイルシチュウは父の大好物だった。「よし!」母のレシピを引っ張り出していざ勝負。色々手順は違ったけれど、娘なりの思い出の味は、食べてニンマリ、うん美味しい。冷蔵庫の危ない食材も、気楽な独り身だから気にせず食べちゃう。体重計は気にはなるけど、自制心を失う日々も悪くない。今日も財布を握ってスーパーへ走る。食いしん坊が止らない、極上のエッセイ。

目次
段階の味
期待の台湾
普通ハンバーグ
信玄二重活用
台湾の玉子様
銀糸巻中毒
豆乳の朝
スキヤキスキスキ
古ヒー
地方活性豚
目刺しの行方
ドバッとキャビア
白いスープと寒い夜
たまパーティ
再生ティラミス
酸っぱ好き
究極の選択
朝シャン昼シャン 夜シャンシャン
おやつの教訓
水分補給米
食べてますラー油
食べる顔
ラクダのつま先
試金麺
生と缶
ブツブツおかわり
カボチャイマジネーション
蟄居食
和風中華の安堵
孤独グラス
遠慮の末
切り干し大好き
おいしい音楽
テール君と出会う
娘の味
ガーニャパウダ
新生ママレード
甦るチーズケーキ
豆腐屋の夜明け
あとがき

書誌情報

読み仮名 ムスメノアジノコルハショクヨク
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 224ページ
ISBN 978-4-10-118458-6
C-CODE 0195
整理番号 あ-50-8
ジャンル エッセー・随筆
定価 539円

著者プロフィール

阿川佐和子

アガワ・サワコ

1953(昭和28)年東京生れ。慶應義塾大学卒。報道番組のキャスターを務めた後に渡米。帰国後、エッセイスト、小説家として活躍。『ああ言えばこう食う』(檀ふみとの共著)で講談社エッセイ賞、『ウメ子』で坪田譲治文学賞、『婚約のあとで』で島清恋愛文学賞を受賞。その他の著書に『スープ・オペラ』『うから はらから』『ギョットちゃんの冒険』『聞く力』『叱られる力』などがある。

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