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春風ぞ吹く―代書屋五郎太参る―

宇江佐真理/著

693円(税込)

発売日:2003/10/01

書誌情報

読み仮名 ハルカゼゾフクダイショヤゴロウタマイル
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-119921-4
C-CODE 0193
整理番号 う-14-1
ジャンル 文芸作品、歴史・時代小説
定価 693円

太刀も振るいません。決まった仕事もありません。野心も気概も……、あまりないかもしれません。でも、村椿五郎太はほんとうにいいヤツです。

村椿五郎太、25歳。先祖の不始末といまいち野心に欠ける遺伝子が災いして、うだつのあがらぬ小普請の身。目下の目標は、学問吟味に合格して御番入りを果たすこと、なのだが、文茶屋での代書屋の内職も忙しい。そんなのんびり男を焦らせたのは、幼なじみの紀乃。学ならずんば、恋もままならず――。どうする、五郎太! 代書屋に持ち込まれる騒動、そして一進一退の恋と学業の行方や如何に。

著者プロフィール

宇江佐真理

ウエザ・マリ

(1949-2015)函館市生れ。函館大谷女子短期大学卒業。1995(平成7)年「幻の声」でオール讀物新人賞受賞。2000年『深川恋物語』で吉川英治文学新人賞、2001年『余寒の雪』で中山義秀文学賞を受賞。著書に『無事、これ名馬』『恋いちもんめ』『夕映え』『深川にゃんにゃん横丁』『彼岸花』『おはぐろとんぼ』『富子すきすき』『寂しい写楽』『なでしこ御用帖』『雪まろげ―古手屋喜十 為事覚え―』、他に『幻の声』で始まる〈髪結い伊三次捕物余話〉シリーズ、〈泣きの銀次〉シリーズなどがある。

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