ホーム > 書籍詳細:今日われ生きてあり―知覧特別攻撃隊員たちの軌跡―

知覧特攻隊飛行兵の魂の軌跡を手紙、日記、遺書から現代に刻印した記録文学の金字塔。

今日われ生きてあり―知覧特別攻撃隊員たちの軌跡―

神坂次郎/著

637円(税込)

本の仕様

発売日:2019/08/01

読み仮名 キョウワレイキテアリチラントクベツコウゲキタイインタチノキセキ
装幀 第五十三振武隊 、出撃三十分前 昭和二十年五月十八日、知覧特攻基地にて(写真提供・朝日新聞社)/カバー写真、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-120924-1
C-CODE 0195
整理番号 こ-21-5
ジャンル 政治・社会
定価 637円

僕の命の残りをあげるから、おばさんはその分、長生きしてください――知覧特攻基地の隊員たちはこの上なく美しく、限りなく哀しい言葉を遺して空に散っていった。その散華は国家や天皇のためではなく、可愛い妹、敬愛する父母、愛しい恋人のための勇敢な飛翔であった。そのあまりにも純粋で無垢な魂の呻吟を、手紙、日記、遺書、関係者の談話により現代に刻印する。記録文学、不滅の金字塔。

著者プロフィール

神坂次郎 コウサカ・ジロウ

1927(昭和2)年、和歌山市生れ。1982年『黒潮の岸辺』で日本文芸大賞、1987年『縛られた巨人―南方熊楠の生涯―』で大衆文学研究賞を受賞。1992(平成4)年には、皇太子殿下に自著『熊野御幸』を二時間半にわたって御進講した。2002年南方熊楠賞、2003年長谷川伸賞を受賞。他の著書に『元禄御畳奉行の日記』『今日われ生きてあり』『海の稲妻』『海の伽倻琴』など。

目次

特攻基地、知覧ふたたび――序にかえて
第一話 心充たれてわが恋かなし
第二話 取違にて
第三話 海の自鳴琴オルゴール
第四話 第百三振武隊出撃せよ
第五話 サルミまで……
第六話 あのひとたち
第七話 祐夫の桜 輝夫の桜
第八話 海紅豆咲くころ
第九話 母上さま日記を書きます
第十話 雲ながれゆく
第十一話 父に逢いたくば蒼天をみよ
第十二話 約束
第十三話 二十・五・十一 九州・雨 沖縄・晴のち曇
第十四話 背中の静ちゃん
第十五話 素裸の攻撃隊
第十六話 惜別の唄
第十七話 ごんちゃん
第十八話 “特攻”案内人
第十九話 魂火飛ぶ夜に
特攻誄――あとがきにかえて
解説 高田宏

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