
華のかけはし―東福門院徳川和子―
1,045円(税込)
発売日:2024/01/01
二度と江戸の土は踏めぬ。天皇に嫁した家康の孫娘、和子の稀有な生涯を描いた大河小説。
家康の孫娘、和子(まさこ)は「徳川の血を引く天皇の誕生」という悲願のため、後水尾天皇のもとに入内した。二度と、江戸の土は踏めぬ――。一触即発の朝幕関係、待望した皇子の夭折(ようせつ)、夫帝の突然の譲位。次次と襲いかかる荒波を持ち前の天真爛漫(てんしんらんまん)さと芯の強さで乗り越え、彼女は両家の対立を超えた存在となってゆく。歴史上唯一、皇后となった徳川の姫の、稀有(けう)な生涯を描いた大河長編。『華の譜』改題。
書誌情報
読み仮名 | ハナノカケハシトウフクモンイントクガワマサコ |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
雑誌から生まれた本 | 小説新潮から生まれた本 |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
ISBN | 978-4-10-121185-5 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | あ-91-5 |
ジャンル | 歴史・時代小説 |
定価 | 1,045円 |
電子書籍 価格 | 1,045円 |
電子書籍 配信開始日 | 2023/12/25 |
著者プロフィール
梓澤要
アズサワ・カナメ
1953(昭和28)年静岡県生れ。明治大学文学部卒業。1993(平成5)年、『喜娘』で第十八回歴史文学賞を受賞しデビュー。執筆の傍ら、東洋大学大学院で仏教史を学ぶ。2017年、『荒仏師 運慶』で第二十三回中山義秀文学賞を受賞。著書に、『捨ててこそ空也』『万葉恋づくし』『光の王国 秀衡と西行』『越前宰相秀康』『阿修羅』『百枚の定家』『夏草ヶ原』『遊部』『橘三千代』『唐衣』『井伊直虎 女にこそあれ次郎法師』などがある。
判型違い(単行本)
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