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太宰、安吾、荷風、野坂……闇市を舞台に描かれた名短篇から「戦後」を読み直す小説集。

闇市

マイク・モラスキー/編

724円(税込)

本の仕様

発売日:2018/08/01

読み仮名 ヤミイチ
装幀 朝日新聞社/カバー写真、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-121536-5
C-CODE 0193
整理番号 も-43-1
ジャンル 文芸作品
定価 724円

一枚の百円紙幣が語り手となり、闇屋、陸軍大尉などを転々としながら見た欲と情の光景を綴る太宰治「貨幣」。会社の命令で闇食糧の調達に奔走し、その最中に逮捕された朝鮮人の悲惨な運命を描く鄭承博「裸の捕虜」。平凡な会社員が電車内での突発事から闇屋として生き抜くことに目覚める梅崎春生「蜆」――終戦時の日本人に不可欠だった違法空間・闇市。その異様な魅力を伝える名短篇11作を収録。

著者プロフィール

マイク・モラスキー Molasky,Michael

1956年、米国セントルイス市生れ。シカゴ大学大学院東アジア言語文明学研究科博士課程修了(日本文学で博士号)。ミネソタ大学、一橋大学教授を歴任、2018年7月現在は早稲田大学国際教養学部教授。日本の戦後文化およびジャズ音楽を主に研究。落語、将棋、居酒屋などの日本文化に造詣が深い。著書に『戦後日本のジャズ文化』『占領の記憶/記憶の占領』『呑めば、都』『日本の居酒屋文化』など。

目次

はじめに
経済流通システム
貨幣 太宰治
軍事法廷 耕治人
裸の捕虜 鄭承博
新時代の象徴
桜の下にて 平林たい子
にぎり飯 永井荷風
日月様 坂口安吾
浣腸とマリア 野坂昭如
解放区
訪問客 織田作之助
蜆 梅崎春生
野ざらし 石川淳
蝶々 中里恒子
解説 マイク・モラスキー
文庫版あとがき
著者紹介
初出一覧

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