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8月の果て〔下〕

柳美里/著

935円(税込)

発売日:2007/02/01

書誌情報

読み仮名 ハチガツノハテ2
シリーズ名 新潮文庫
装幀 井筒啓之/カバー装画、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-122932-4
C-CODE 0193
整理番号 ゆ-8-12
ジャンル 文芸作品、文学賞受賞作家
定価 935円

「感想か。そんな言葉、この小説にふさわしくないな。ものすごく感動したんだ。ほんとに。」――高橋源一郎氏(朝日新聞書評)。読書人がこぞって絶賛! 小説家・柳美里が、もてる全てを注いだ代表作。

1940年、東京オリンピックは幻と消えた。失意の日々、肌の温みを求める女たちを捨て、雨哲は故郷を去り、一方、娘たちを夢中にする美しい容貌と、兄譲りの健脚に恵まれた弟・雨根は、いつしか左翼活動に深く傾倒した……小説家柳美里が、国・言葉・肉親、すべてを奪われた無名の人々の声に耳をすまし、自身の生につらなる日本と朝鮮半島の百年の歴史を、実存の全てを注ぎ描きあげた傑作。

目次
第十八章 明滅
第十九章 アメアメ フレフレ
第二十章 楽園へ
第二十一章 1944年3月3日
第二十二章 楽園にて
第二十三章 1945年8月15日
第二十四章 えぐられた季節
第二十五章 帰郷
第二十六章 目撃者
第二十七章 アメアメ フレフレ
第二十八章 シャッフル
第二十九章 ギヨロンシク
第三十章 8月の果て
解説 高橋源一郎

著者プロフィール

柳美里

ユウ・ミリ

1968(昭和43)年、神奈川県生れ。高校中退後、「東京キッドブラザース」を経て、1988年、演劇集団「青春五月党」を結成。1993(平成5)年、『魚の祭』で岸田國士戯曲賞、1996年、『フルハウス』で野間文芸新人賞、泉鏡花文学賞、1997年、『家族シネマ』で芥川賞、1999年『ゴールドラッシュ』で木山捷平文学賞、2020(令和2)年、『JR上野駅公園口』で全米図書賞を受賞。著書に『ねこのおうち』、『南相馬メドレー』『飼う人』『JR高田馬場駅戸山口』など多数。

柳美里オフィシャルサイト〈La Valse de Miri〉 (外部リンク)

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