
一瞬の夏〔上〕
781円(税込)
発売日:1984/05/29
- 文庫
- 電子書籍あり
名作NF(ノンフィクション)。「いつか」を夢見続けたボクサーがいた。「敗れざる者」を描く新田次郎文学賞受賞作。
強打をうたわれた元東洋ミドル級王者カシアス内藤。当時駆けだしのルポライターだった“私”は、彼の選手生命の無残な終りを見た。その彼が、四年ぶりに再起する。再び栄光を夢みる元チャンピオン、手を貸す老トレーナー、見守る若きカメラマン、そしてプロモーターとして関わる“私”。一度は挫折した悲運のボクサーのカムバックに、男たちは夢を託し、人生を賭けた。
目次
第一章 カムバック
第二章 踏切を渡る
第三章 交錯
第四章 ニューオリンズの戦い
第五章 片鱗
第六章 始まりの夜
第二章 踏切を渡る
第三章 交錯
第四章 ニューオリンズの戦い
第五章 片鱗
第六章 始まりの夜
書誌情報
読み仮名 | イッシュンノナツ1 |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 416ページ |
ISBN | 978-4-10-123502-8 |
C-CODE | 0195 |
整理番号 | さ-7-2 |
ジャンル | 文学・評論、ノンフィクション |
定価 | 781円 |
電子書籍 価格 | 737円 |
電子書籍 配信開始日 | 2013/06/01 |
作家自作を語る
【収録時期】1981(昭和56)年7月
著者プロフィール
沢木耕太郎
サワキ・コウタロウ
1947年、東京生れ。横浜国大卒業。『若き実力者たち』でルポライターとしてデビューし、1979年『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、1982年『一瞬の夏』で新田次郎文学賞、1985年『バーボン・ストリート』で講談社エッセイ賞を受賞。1986年から刊行が始まった『深夜特急』三部作では、1993年、JTB紀行文学賞を受賞した。ノンフィクションの新たな可能性を追求し続け、1995年、檀一雄未亡人の一人称話法に徹した『檀』を発表、2000年には初の書き下ろし長編小説『血の味』を刊行。2006年『凍』で講談社ノンフィクション賞を、2014年『キャパの十字架』で司馬遼太郎賞を、2023年『天路の旅人』で読売文学賞を受賞。ノンフィクション分野の作品の集大成として「沢木耕太郎ノンフィクション」が刊行されている。
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判型違い(単行本)
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