バーボン・ストリート
737円(税込)
発売日:1989/05/29
- 文庫
ある時はひと気のない深夜のバーの片隅で、またある時は人いきれのする賑やかな飲み屋で、グラス片手に飲み仲間と語り合った話の数々――スポーツ新聞の文章作法、ハードボイルド、テレビと映画、賭け事にジョーク etc……。そんな話題を素材にして、ニュージャーナリズムの旗手が、バーボングラスのよく似合う15編の洒落たエッセイに仕立てました。講談社エッセイ賞受賞。
目次
奇妙なワシ
死んじまってうれしいぜ
クレイジー・クレイジー
わからない
ポケットはからっぽ
風が見えたら
そんなに熱くはないけれど
運のつき
シンデレラ・ボーイ
彼の声 彼の顔
角ずれの音が聞こえる
退屈の効用
寅、寅、寅
ぼくも散歩と古本がすき
トウモロコシ畑からの贈物
死んじまってうれしいぜ
クレイジー・クレイジー
わからない
ポケットはからっぽ
風が見えたら
そんなに熱くはないけれど
運のつき
シンデレラ・ボーイ
彼の声 彼の顔
角ずれの音が聞こえる
退屈の効用
寅、寅、寅
ぼくも散歩と古本がすき
トウモロコシ畑からの贈物
あとがき
解説 山口 瞳 カット 小島 武
解説 山口 瞳 カット 小島 武
書誌情報
読み仮名 | バーボンストリート |
---|---|
シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 304ページ |
ISBN | 978-4-10-123504-2 |
C-CODE | 0195 |
整理番号 | さ-7-4 |
ジャンル | エッセー・随筆、評論・文学研究、ノンフィクション、ビジネス・経済、映画 |
定価 | 737円 |
著者プロフィール
沢木耕太郎
サワキ・コウタロウ
1947年、東京生れ。横浜国大卒業。『若き実力者たち』でルポライターとしてデビューし、1979年『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、1982年『一瞬の夏』で新田次郎文学賞、1985年『バーボン・ストリート』で講談社エッセイ賞を受賞。1986年から刊行が始まった『深夜特急』三部作では、1993年、JTB紀行文学賞を受賞した。ノンフィクションの新たな可能性を追求し続け、1995年、檀一雄未亡人の一人称話法に徹した『檀』を発表、2000年には初の書き下ろし長編小説『血の味』を刊行。2006年『凍』で講談社ノンフィクション賞を、2014年『キャパの十字架』で司馬遼太郎賞を、2023年『天路の旅人』で読売文学賞を受賞。ノンフィクション分野の作品の集大成として「沢木耕太郎ノンフィクション」が刊行されている。
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