ポーカー・フェース
693円(税込)
発売日:2014/04/30
- 文庫
- 電子書籍あり
極上の、芳醇。『バーボン・ストリート』『チェーン・スモーキング』に連なる必読の傑作エッセイ集! 累計55万部。
「初体験」から書き起こし、靴磨きの老人と鮨屋の主人の手がもたらす感懐へと導かれる「男派と女派」、銀座の酒場のエピソードがやがてカクテルの逸話へと姿を変える「マリーとメアリー」……波から波へと移るように、小路をふっと曲がるように、意外な場所へと運ばれるめくるめく語りの芳醇に酔う13篇。『バーボン・ストリート』『チェーン・スモーキング』に続く傑作エッセイ集。
目次
男派と女派
どこかでだれかが
悟りの構造
マリーとメアリー
なりすます
恐怖の報酬
春にはならない
ブーメランのように
ゆびきりげんまん
挽歌、ひとつ
言葉もあだに
アンラッキー・ブルース
沖ゆく船を見送って
どこかでだれかが
悟りの構造
マリーとメアリー
なりすます
恐怖の報酬
春にはならない
ブーメランのように
ゆびきりげんまん
挽歌、ひとつ
言葉もあだに
アンラッキー・ブルース
沖ゆく船を見送って
あとがき
文庫版のための「あとがき」
解説 長友啓典
文庫版のための「あとがき」
解説 長友啓典
書誌情報
読み仮名 | ポーカーフェース |
---|---|
シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 352ページ |
ISBN | 978-4-10-123520-2 |
C-CODE | 0195 |
整理番号 | さ-7-20 |
ジャンル | エッセー・随筆 |
定価 | 693円 |
電子書籍 価格 | 649円 |
電子書籍 配信開始日 | 2019/01/25 |
著者プロフィール
沢木耕太郎
サワキ・コウタロウ
1947年、東京生れ。横浜国大卒業。『若き実力者たち』でルポライターとしてデビューし、1979年『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、1982年『一瞬の夏』で新田次郎文学賞、1985年『バーボン・ストリート』で講談社エッセイ賞を受賞。1986年から刊行が始まった『深夜特急』三部作では、1993年、JTB紀行文学賞を受賞した。ノンフィクションの新たな可能性を追求し続け、1995年、檀一雄未亡人の一人称話法に徹した『檀』を発表、2000年には初の書き下ろし長編小説『血の味』を刊行。2006年『凍』で講談社ノンフィクション賞を、2014年『キャパの十字架』で司馬遼太郎賞を、2023年『天路の旅人』で読売文学賞を受賞。ノンフィクション分野の作品の集大成として「沢木耕太郎ノンフィクション」が刊行されている。
判型違い(単行本)
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