いのちの記憶─銀河を渡るII─
693円(税込)
発売日:2025/01/29
- 文庫
- 電子書籍あり
少年時代から今日まで好奇心のまま旅をし続けた。その日々の軌跡を辿るエッセイ集。
こことは別の場所に行き、ここにいる自分とは別の自分になってみたい──。盗賊にさらわれることに憧れていた少年時代、シルクロードを旅する私に父が詠んだ一句、北欧の小さなホテルでの会話から得た教訓、外の世界へと足を向かわせた熱の正体、人生の岐路となった『危機の宰相』、高倉健との偶然の出会いから始まった交流、そして永遠の別れ。忘れがたい無数の日々を追憶するエッセイ集。
書誌情報
読み仮名 | イノチノキオクギンガヲワタル2 |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
装幀 | レオナール・フジタ(藤田嗣治)『パン屋』ポーラ美術館蔵/カバー装画、ポーラ美術館/画像提供、DNPartcom/画像提供、新潮社装幀室/デザイン |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 272ページ |
ISBN | 978-4-10-123537-0 |
C-CODE | 0195 |
整理番号 | さ-7-60 |
ジャンル | エッセー・随筆、ノンフィクション |
定価 | 693円 |
電子書籍 価格 | 693円 |
電子書籍 配信開始日 | 2025/01/29 |
著者プロフィール
沢木耕太郎
サワキ・コウタロウ
1947年、東京生れ。横浜国大卒業。『若き実力者たち』でルポライターとしてデビューし、1979年『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、1982年『一瞬の夏』で新田次郎文学賞、1985年『バーボン・ストリート』で講談社エッセイ賞を受賞。1986年から刊行が始まった『深夜特急』三部作では、1993年、JTB紀行文学賞を受賞した。ノンフィクションの新たな可能性を追求し続け、1995年、檀一雄未亡人の一人称話法に徹した『檀』を発表、2000年には初の書き下ろし長編小説『血の味』を刊行。2006年『凍』で講談社ノンフィクション賞を、2014年『キャパの十字架』で司馬遼太郎賞を、2023年『天路の旅人』で読売文学賞を受賞。ノンフィクション分野の作品の集大成として「沢木耕太郎ノンフィクション」が刊行されている。
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