
神隠し
781円(税込)
発売日:1983/09/27
- 文庫
- 電子書籍あり
失踪から三日、お内儀は不思議な色香をたたえ帰ってきた……。市井の哀歓を情感深く描き出す江戸庶民十一景。
伊沢屋の内儀お品が不意に姿を消した。三日後にひょっこり戻ってきたが、やつれながらも何故か凄艶さを漂わせている……。意表をつく仕掛けの表題作ほか、家出した孫の帰りを待ちわびる老婆を襲う皮肉な運命『夜の雷雨』、記憶を失った娘が子供のない夫婦にもたらしたひと時の幸福『小鶴』など、市井に生きる人々の感情の機微を、余情溢れる筆致で織り上げた名品全11編。
            目次
            
          
          拐し
昔の仲間
疫病神
告白
三年目
鬼
桃の木の下で
小鶴
暗い渦
夜の雷雨
神隠し
昔の仲間
疫病神
告白
三年目
鬼
桃の木の下で
小鶴
暗い渦
夜の雷雨
神隠し
あとがき
解説 伊藤桂一
          解説 伊藤桂一
書誌情報
| 読み仮名 | カミカクシ | 
|---|---|
| シリーズ名 | 新潮文庫 | 
| 発行形態 | 文庫、電子書籍 | 
| 判型 | 新潮文庫 | 
| 頁数 | 368ページ | 
| ISBN | 978-4-10-124706-9 | 
| C-CODE | 0193 | 
| 整理番号 | ふ-11-6 | 
| ジャンル | 文学賞受賞作家 | 
| 定価 | 781円 | 
| 電子書籍 価格 | 616円 | 
| 電子書籍 配信開始日 | 2008/05/01 | 
著者プロフィール
藤沢周平
フジサワ・シュウヘイ
(1927-1997)山形県生れ。山形師範卒業後、結核を発病。上京して五年間の闘病生活をおくる。1971(昭和46)年、「溟い海」でオール讀物新人賞を、1973年、「暗殺の年輪」で直木賞を受賞。時代小説作家として、武家もの、市井ものから、歴史小説、伝記小説まで幅広く活躍。『用心棒日月抄』シリーズ、『密謀』、『白き瓶』(吉川英治文学賞)、『市塵』(芸術選奨文部大臣賞)など、作品多数。
判型違い
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